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2016.04.10 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products) 

「デザインコンセプト」3 社会に出てからの自転車利用

営業を口実に、皇居千鳥ヶ淵に旧タイプ5LINKS14で寄ってみました。
桜は既に散り始めていましたが、散った桜で、路がピンク色の絨毯になっていました。
もう都心のソメイヨシノは終わりですね。

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前回、前々回に続き5LINKSの出生に係るお話。
大学を卒業し、社会人になると、自転車の活用はまた、趣味で遠ノリをするとか、通勤時に駅まで徒歩を補う道具となりました。

学生時代に総武快速線車内にロードレーサーを分解して搬入した経験をもとに、1993年に、「自転車のデザインコンペ」に応募しました。応募条件は「地球にやさしい近未来の自転車」と言う事でした。
私の応募作品のコンセプトは、「ロードレーサーの走行性を持ち、いざという時に「輪行」のように電車やバスに積載しやすい自転車」名付けて「FASTRAM」でした。
実態は、クロモリ製のロードバイクで、クランクをギヤ化して、チェーンを廃し、後ろ三角を省略したことで、両輪を外すとコンパクトにまとまるというものです。重量8kgでしたが、ホイールベースは85cmのショートホイールベースで、乗り心地は悪いと想像できました。
コンペでは「佳作」となり、5万円の副賞をいただきました。

コンペ1

コンペ3

コンペ2

30代になると、自分の中で一つの事件が起きました。そのころは住まいが杉並区になっていましたが、利用していた「JR荻窪駅」西側区民駐輪場が区民センター併設目的の建て替え工事をはじめ、数年間使用禁止になりました。
杉並区の対応処置としては、駅の東側の駐輪場を利用することを告知し、また駅前の50坪ほどの空き地に代替の仮設駐輪場を設置しました。
しかし、仮設自転車置き場は駐輪のキャパシティーが不足していた上に、東側の駐輪場は距離的に不便で、その結果、荻窪駅の南口は、違法駐輪(というジャンルになると思いますが)の自転車が、商店街や、駅脇の道路にあふれました。
当然商店街他の住民の苦情を入れ、区は、違法駐輪自転車をトラックで遠方の自転車集積場に移動し、引き取り者に罰金を科しました。
この時に私は、考察をしたのですが、自転車利用に関し、区行政や住民・利用者がもっとキチンと話し合いをすべきであり、自転車利用者側だけをバッシングしていたことに心を痛めました。
そこで、一つのアイデアとして、通勤用程度の走行性能の自転車を、通勤時の電車に積載することが容易にできれば、違法駐輪が減らせるのではないか?という事を考えました。
今ある「ジテツウ」(自転車で通勤)ではなく、「途中から自転車畳んで電車で通勤」というわけです。
この考えを発展させ、「(身一つをもとにした)徒歩」を中心とした「都市生活」から、「自転車利用」を中心とした新しい「都市生活」のライフスタイルが生まれるのではないか?と想像できました。

そんな想いから、当時販売されていた、折り畳みの自転車、主に小径の物をいろいろ探してみたのですが、私のような目的で利用できそうなものがなかなかありませんでしたので、それでは、自分で作ってみようと考えたわけです。

このことが、5LINKS14・16誕生のベースとなりました。

3回にわたり、自分の自転車とのかかわりを書いてきましたが、幼少の時はおもちゃとして100mの範囲で遊んでいた自転車ライフも、10代までに実用の為に10kmくらいになり、20-30代で、自転車だけの行動範囲は遊びとして半径50kmにもなりましたが、現在はまた生活の道具として、自宅から駅までの2-5kmくらいです。
私のこれまでの人生では、自転車は靴と同様に必要不可欠な道具となっています。
さらに現在では、自家用車や、バス、電車などの公共交通機関との共用がはかれる乗り物として、自分の中に発展性の有る乗り物として存在しているのです。

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