2016.07.27 / BLOG 海外情報(Overseas information)
初めてのタイ・バンコク出張・3「Sky Lane」
バンコク市内、朝の散歩で、路地わきの解体中工事現場にノラ子猫の兄弟がいました。
痩せているのですが、すばしっこい。逞しい目つきです。遊びながらこちらを警戒しています。止まったり走ったり。
大変な環境と思いますが、頑張ってね!
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さて、週末の夕方に連れて行ってもらったところは空港の近くなので、左手に離発着する飛行機の姿が見えてきました。
空港敷地の周囲は広いグリーンベルトになっているのですが、車道の右手に何やら「スカイブルー」の側道が見え隠れします。
その側道にポツン・ポツンと自転車で走っている人が見えるのです。
荒涼とした、草原を走っているように見えます。
<車道の脇にスカイブルーの側道が延々と走っています>
「ここだよ、駐車場だ」
と現地スタッフが、車の速度を緩めると、1000台は停められるかと思われる大きな駐車場です。
警備員さんがゲートにいるのですが「無料なんだよね」と言って、無造作に入っていきます。
すると、ぽつぽつと停めてある車から、サイクリストが自転車を下しています。
「空港の周囲23,5kmに、自転車の専用サイクリングロードができたんだよ、今年にリニューアル・オープンしたんだ。今日は週末だから、バンコクで売られている自転車ブランドの全てが見られるよ。名前はSky Lane(スカイレーン)」
とスタッフが笑って説明してくれました。
駐車場所を見つけている間も続々と車が入ってきます。時間は午後4時をとっくに過ぎています。
「今日は昼間雨だったし、今は夕方のほうが涼しいから、みんなこれから乗るんだよ」
コース入り口に向かうと、なるほど、道がスカイブルーに塗られています。
「23.55kmのロングコースと、一周1キロちょっとのショートコースと2つあるんだよ」
登録をして、ブルーのタグを手に巻いたサイクリストたちが、思い思いの自転車でコースに入ってきます。
<コース入り口>
すごいすごい、ロードレーサーはアルミのもの、カーボンのものクロモリバイクを含め、トレック、キャノンデール、ジャイアント、コルナゴ、ビアンキ・・・エントリークラスから、Di2のついているハイエンドのものまで、ありとあらゆるブランドがどんどん吸い込まれていきます。
ロードレーサーだけに限らず、コンフォートバイク、小径車、折り畳み車、ファットバイク、ありとあらゆる車種があります。
サイクリストの種類も、老若男女、ウェアーをびしっと決めている人から、チョイ乗り風の人までいろいろです。
私の目に違和感だったのは、こんな完備されたコースだったら、横浜や大宮のクリテリウムとか、例えば東京の「大井野鳥の森公園」付近で統一されたウェアーのロードレーサー集団が練習で走っている光景に見慣れていたので、ここの光景は、まるで大きな試乗展示会が行われているように見えたことです。
日本のサイクルモードショーの試乗コースがまるで、「銭湯のイモ洗い状態」みたいなのに比べると、ここは、「F1レースのコース」での試乗会のような感じですか。。
<老若男女みな走る・・>
コースの5Km毎にはトイレ・水飲み場が完備していて、女性にも優しいそうです。
ただし、走行中に「事故」を起こした場合や、「健康を害した」場合は「自己責任」だそうです
<ブロンプトン軍団 ここにも出現か。。23キロ転ばずに頑張ってねー。壁の向こうは、建築中のレストランハウス:来年開店予定>
<私も次回は5LINKSで走るからねー、涼しい冬にしよーっと、と思いながら足はフードカーに向かう。。。>
<帰ろうと駐車場に向かうと、ほぼ満車状態>
タイ、恐るべし!!このムーブメントは何だろう・・
強い印象を持ち、帰路に就いたのでした・・
<このストレート何キロあるんだろう。。熱射病で倒れたら怖いな。。。>
帰国の締めは、空港でタイ風カレーを食べました。辛いー。
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