2016.10.13 / BLOG 展示会(Exhibition) 海外情報(Overseas information)
「AUTONOMY」(Paris)に参加しました 2
7日 (金曜日:B to B day)
晴れです。寒かったです。朝の気温は5度前後ではないでしょうか?ダウンがほしい感じでした。
7日はBtoB Dayと言うことで、業者間取引を期待しておりました。
しかし、AUTONOMYは、今回が第1回ということもあり、また、前回記しましたように、自転車だけの展示会ではなく、いろいろなモビリティに関する展示会のため、ユーロバイク(EURO BIKE:ドイツ)のようにヨーロッパ中の自転車卸業者が集合するという傾向の展示会ではありませんでした。
ちなみに、会場であるGrande halle de la Villette(ラビレット展示場)はパリ市内の19区(市内の東北方向)にあり、公園の中であり、すぐ横にパリ国立音楽舞踏学校があり、シャルルドゴール空港から電車で入ってくる拠点駅「北駅(Gare du Nord)」にも近く、日本でいえば、「上野公園」のような立地でしょうか?
地下鉄も二線あり、交通は至便です。
朝、オープン前に少しの行列は昨日よりは長くなりましたが、相変わらずユルユルな感じで始まりました。
街を歩いていて面白いのは、自転車とともに結構キックスケーターを使っている人を多く見かけたことです。
これは、子供のみならず、「あんちゃん」のような若者のみならず、スーツを着た人とか、おじいさんとか、使用年齢層が広いです。
日本には、キックスケート・ブームが15年ほど前にありましたが、現在は下火で子供しか乗らないアイテムですが、ここパリでは生活の道具としてしっかりと根付いているようです。
「地下鉄(Metro)」が充実しており「自転車レーン」が多く作られていることも、原因かもしれません。
また、パリの人の自由な気質がそれを許しているのかもしれません。
会場は、初日よりは人が入り、中心のステージでも定期的に、カンファレンスや、プレゼンテーションが行われ、各ブースにも商談や視察目的の人がやってきます。
2日目のユーチューブビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=AtEVrQX_bpE
面白いのは、ヨーロッパの展示会では、飲食ブースで、食事やコーヒーのほか、ビールなどが販売されることです。
今回の展示会でも、ビールのコップ片手に談笑する光景が見られました。
これもお国柄ですね。。
でも私たち日本人にとっては、とても寒くて(昼間12-3度)ビールって雰囲気ではなかったですけど・・・
5LINKSブースでは、隣のブース(右がフランスの3輪車。左がイタリアの小径車)のスタッフが、ウチのブースの客の入りの少ないのを見て、
「お前たちは、東洋人だろ。ヨーロッパ人には、日本人だか中国人だか韓国人だかまったくわからないだろ。フランス人は日本好きが多いから、一目で日本人ブースと分かるようにしないと、誰も来ないぞ」
とのご意見をもらい、慌てて、日本国旗の印刷をして、壁に貼り付けてみました。
なんだか、チンドン屋みたいになってしまいました。。。が、これが功を奏したのか、話しかけてくる方が多くなったのです!!「日本国、ありがたやー」
そういえば、台北ショーやユーロバイクの時は、日本自転車産業振興会さんの「JAPAN BOOTH」を利用させていただいていたのでした・・・振興会さんありがたやーでした。
(改善?? チンドン屋風 飾りつけ)
と、アドバイスをもらっていた彼らも、「暇だー」「フランス対オランダだー」といって、備え付けのサッカーゲームに興じていたり。。。
この展示会、面白いなー。。。
結局、午後3時と言っていたのに、フランス鉄道会社の方へのプレゼンは、5時過ぎになっていました・・・
それでも、5LINKSのLINKORO利用「輪行」のビデオに感心を示していただけました。
やはり、自由の国フランスでも、自転車の電車への持ち込み(インターモーダル)のスムーズな普及と方法に関して、検討をしているということでした。
この日は、何人かのバイヤーさんが名刺を置いて行ってくれ、ちょっと仕事をした気になりました。
以下、次項
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