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2016.05.01 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products) 

「デザインコンセプト」6 折り畳み外形

日本はゴールデンウィークです。関東地方の南房総では、早くも田植えのシーズンです。「米作り」のNPO参加も8年目に入りました。水温む棚田の中に「田植え足袋」で入る感覚はとても気持ちが良いので癖になります。今年は5LINKSも参加です。田んぼの周囲を走るのは快適でしたが、作業中はずっと中腰で苗を植えたので、後日とっても足腰の痛いことになりました。

IMG_1169

FullSizeRender

今回は、折畳み時の外形デザインの話です。
タイヤサイズは、決定しましたが、フレームの形状・折畳時の形状をどうするか?

大枠のデザインはすぐに決まりました。
実際に、電車に乗り込む場合、「ゴルフバック」や「トロリーバッグ:trolley bag」の形状になるものが一番便利であろうと言う事は、「旅行用バッグ」のデザイン進化の過程からも、容易に推察できました。
要は、「皆が電車に乗せる時に載せやすい物の形状が良いであろう」と言うほどの事です。

もちろん、開発前に何種類か試した「折り畳み自転車の扱いづらさ」、はほとんど、この点にありました。すなわち、「収納性」に重点を置いたものが多いので、小さくはなりましたが、公共交通機関に持ち込みづらかったのです。

ゴルフバッグ・トロリーバッグ

自転車は10kg内外もある道具なので、折り畳み中の移動を考える場合、できれば、担ぐことなくトロリーバッグのように転がして移動したい。

その為には、別にキャスターを付けるか、車輪を「キャスター代わり」に使うか?
余分な付加物は、重量増加の要因なので、同じ部品で、2通り3通りに利用できるものは、なるべく共用して利用しよう。と言う発想が出てきました。
今から考えると「5LINKSデザインの特徴である2WAY発想」です。

そんなことで、通常走行に使用するタイヤ前後輪を、折畳移動時の「キャスター」として利用するために、折畳時に両輪を平行にまとめることを考えました。

ここで、折畳時の外形寸法の設定を行いました。
奥行:車輪径35-40cmで奥行は決定しました。
全高:畳んだときの高さは、90cmから最大でも105cm。
余り低すぎると、移動時に掴みづらい。
また、身長170cmの私が、電車の椅子に着座したときに、視界を妨げないサイズが105cmでした。
全幅:両輪を重ねた場合、片持ちハブなどを使用すれば両輪を重ねた部分の幅(両車軸幅の総和)は、20-25cm、通常の両持ちハブを使い両輪を重ねた場合の幅は軸長から約30-33cmとなります。
しかし、クランクとペダルは左右対称でフレーム中心より、それぞれ15cm(合計30cm)は飛びだすので、脱着ペダルを使用しなければ、片持ちハブの選択はあまり効果を持たない。
また、実際に、両足で自転車を挟んで保持する場合、問題となるのは両車輪(タイヤ)のフットプリント(占有面積:約20cm)だけが問題となるので、スペック上の全幅はさほど大きな問題ではない、と言う事で、前輪だけハブ幅の短い物(OLD68mm)を利用し、後輪は多段化などの汎用性を考え、OLDは135mmと設定しました。
下のようなイメージの外観です。

概形デザイン

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