2016.08.19 / BLOG 海外情報(Overseas information)
カナダ西海岸の自転車事情(バンクーバー)1
1週間の夏季休暇を利用して、研鑽も兼ねてバンクーバーを中心としたカナダ・アメリカ ワシントン州の旅をしてきました。
実際は、レンタカーを利用して、ドライブ旅行という形態でしたが、カナダ・アメリカ東海岸の自転車事情を学ぶことができました。
この時期のバンクーバーは、やはり夏休みシーズンでしたので、車でバカンスに出かける人も多く、キャンピングカーに自転車を積載している光景を、まま見かけました。
ダウンタウンに宿泊をしたのですが、幹線道路には自転車レーンが多く作られており、大勢の人が利用していました。
自転車専用レーンは、最近になり増設しているせいか、旧来の道の一車線をつぶして、対面通行の自転車レーンにしているもの、もしくは、日本と同様、車線の側道側にレーンを設定しているところ、歩道の中に誘導しているもの、旧来の歩道らしき道路部分を全て、自転車レーンとしているもの、などが混在しています。
それらは、表札標識や路面の表示で誘導しているのですが、初めての人にはいろいろな形態を把握するまで時間がかかるかもしれないな・・
と感じました。
生活者として、慣れてしまえば非常に便利なのかもしれません。
(バンクーバー市内の自転車専用レーン図)
(バスに乗せることも容易です)
(水上バスにも自転車は容易に乗せられます・・)
バスや、水上バスへの積載も容易で、駐輪場所も方々にあります。ハンガーにかけたり、棒の横に置き、チェーンをまいたりしています。
もちろん、公共の有料シェアサイクルもありました。
(日本で言う所謂ママチャリ、近づいてみると日本のモノより一回り大きく無骨、重そう。。電動アシスト車みたい。。)
良いなと思った点は、いろいろな種類の自転車が混在して街を走っていること。生活に根付いているな、という印象がありました。
また、どのような服装でも、きちんとヘルメットを着用していること。
(夏が日本の東京より涼しいことが幸いしているのかもしれません。。。)
また、街中での自動車の交通マナーが良く、路地に入ると、横断歩行者がいると必ず車が一時停止するようなので、自転車ドライバーも余裕をもって運転できているのかな、と思えることでした。
いづれも、弱者優先のマナーが浸透している感じでした。
大変だなと思った点は、先にも記しましたが、「行政として、どんどんできることをやって行こう」みたいな自転車レーンづくりなので、レーン自体が統一感がなく「後づくり」的、「つぎはぎ」的になっている感があるところでした。
また、バンクーバーは、日本の横浜のように、海岸に面している地形の割には意外と起伏が多いのに、みなさん坂道を結構平気で上り下りしていること、電動アシスト車の割合はさほど多くないことでした。
小径の折り畳み車などは、ほとんど見かけませんでした・・お国柄でしょう・・
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