2016.08.27 / BLOG 海外情報(Overseas information)
カナダ西海岸の自転車事情(ビクトリア)3
ウィスラーからバンクーバーへ戻り、フェリーを使い、ビクトリアの街へ渡りました。
自転車を使ってビクトリアに渡る人もいるようで、カーフェリーには自転車駐輪場も備え付けられています。
ほぼ、1時間半でビクトリア郊外に到着です。
ビクトリアは、バンクーバーよりはうんと小さい街ですが、イギリス調の古い建物の多い、雰囲気のあるところです。
車の走行数も圧倒的にバンクーバーよりも少ないこともあるのですが、ここでの自転車事情は、バンクーバーよりもさらに優しいかもしれません。
市街中心部では、日本でいう市街地道路(一方通行のところが多いです)の第1車線を、自動車駐車レーンとしており、その外側に(第2車線)として、自転車レーンを設置しています。走行する自動車は第3車線を走行します。
よってサイクリストは、日本のように、駐車する自動車によって、自転車レーンが「消失」してしまうこともなく、一定のラインで走行することができます。
駐輪場所も、簡単なものですが、多く設定されており、スタンドの無い自転車を、チェーンでくくり付けてあることが多いようです。
(写真で見ると目立ちませんが、サドル位置が結構高く、ハンドルの高さは私の胸のところのようなイメージです。やっぱり大きな人のいる国だなあと痛感します)
自転車レーンの無い幹線道路も、車線の幅は広く、自動車の運転マナーは極めて良いので、安心してサイクリングを行うことができます。
今度は5LINKSを持ち込んで、サイクリングでもしたいな、と本当に思わせる町でした。
この後は、再びフェリーにて国境を越え、アメリカ、ワシントン州にシアトル郊外に渡るのですが、サイクリストの数はうんと減り、田舎町しか回りませんでしたが、国道などは2mほどの路側帯(歩道も兼ねているのか)に自転車は走行しているようでした。
シアトル市街地などは、自転車優先道路網があるのかもしれませんが、訪れなかったので割愛いたします。
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