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2016.10.15 / BLOG 展示会(Exhibition) 海外情報(Overseas information) 

「AUTONOMY」(Paris)に参加しました 4

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(ホテルから見える木々も紅葉が進んだようです)

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(パリのスズメ、東京のスズメより大きいような気がします。寒いから膨らんでるのか??)

9日(日曜日:B to C Day 一般入場日)
最終日です。
パリは週末にかけどんどん冷え込み、この朝も快晴ですが、寒ーい。

この日は一人で仕事です。いつものパターンでしょうから、朝一は暇そうなので、今まであまり見ていなかった、「EVエレクトリック・ヴィーグル」のブースや、業務用荷物車(3輪自転車)などのブースを見て回りました。

フランスでの、EVに対する規制は、詳しくはわかりませんが、例えば、エレクトリック・キックボードやセグウェイ的なものも街中で乗ることが許可されているようで、展示会場の周りだけなのかもしれませんが、歩道で乗り回している人も見かけました。

でも、電動キックボードもOK,電動スケボーもOK,電動アシストの自転車に「速度・踏力」の規制がなくて、電動スクーターもOKのパワーアシスト誰でも使える社会ならば、免許制度などはどこで線引きをしているのだろう?

車体の外見からだけで判断するのでしょうか?さらに問いかければ、この社会が進めばオートバイや自動車の免許なんていらないんじゃないの?と、ちょっと疑問も感じました。

逆にいえば、こんな感じで社会が進めば「人力自転車」の存在って今後の未来に必要なの?とも考えさせられました。

でも、行きのエールフランス航空のチケットカウンターに「EVの機内持ち込みは禁止」の張り紙がしてあったしなー。バッテリーの発火可能性の問題で、飛行機には積み込めないのです。
ですから、EV持って、「5大陸を駆け回る」ことはできないんだよなー。
今回も含め5LINKSくんは、無事ヨーロッパに「輪行」できてるしな・・・
5LINKSのコンセプトを考えると、しばらく電動アシスト化はできないなー(笑)

また、そもそも論で考えれば、世界で一番最初に電動アシスト自転車を商用開発したのは、日本のヤマハだそうです。(人に聞いたことで定かではありませんが・・)

それから10数年、世界の電動・モーター積載乗り物の商品・市場は「ニーズ」の名のもとに、このように発展しているのに、日本では、いまだに、大手自転車会社を中心とする「踏力・速度」の制限を設けている、「アシスト車」のカテゴリーにこだわっている我が社会は、世界に大きく取り残され、完全に「ガラパコス化」しているなー、と感じました。

将来、「EVの歴史の本」が出たときは、車のダイムラーベンツのように「元祖」を誇れるポジションにつけていたのに、大変もったいないことです。。。

アハハ、これは、「折り畳み自転車」の歴史も同じで、小径の折り畳み自転車を世界で初に量産化したのは「日本のシルク自転車・ポーターシルク」のはずなのに、現在、巷に出回っているストーリーでは、イギリスの某社や、台湾の某社が「元祖」みたいなストーリーに、かき消されてしまっている現状に似ていますね・・・
日本人って結構、自分自身の歴史に誇りを持てない民族なんですね・・
そんな中で「日本人ドウノコウノ論」を考えても仕方ないか・・・

いろんなことを考えながら、歩いてみました。。。

https://www.youtube.com/watch?v=2SMZvPi7MgM

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朝のわがブースは、パートナー帰国で少し寂しくなってしまいましたが、開催時間中は4日間の中で一番忙しく、写真を撮っていただける方もいないので、ひたすら働き続けていました・・・
無事、会期を終えることができました。

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(最終日:300社の中で、唯2社の日本人ブース:もう1社は自転車革製品<MAWARE>のブース。我がブースはちょっと品数少なく、寂しいです。でもお客さんはいっぱい来ました!!)

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