Official Blog

2016.07.26 / BLOG 海外情報(Overseas information) 

初めてのタイ・バンコク出張・2自転車事情

朝にホテルの周りを散歩しました。
表通りは、繁華ですが、裏路地に入ると、ところどころに古い街の雰囲気が残っているのは、「台北」や「上海」と同じです。
ここに生えている樹木は変わりゆくバンコクを見ていたんだろうなーと思います。

路の電柱に架かる電線の配線は壮絶です。互いに絡み合って、専門家だって何が何だか判らないのではないでしょうか?
使いたい人が後から勝手に引っ掛けて行ってるとしか思えません。そこに、南方の樹のツタが絡み合って「鳥の巣」みたいにモジャモジャになっているところがほうぼうあります。

IMG_2213

路地とも私有地ともわからない路をふらふらと歩いていると、運河にぶつかりました。
ゴーという音が聞こえ、間隔をあけて水上バスがかなりのスピードで行きかいます。
運河にはごみがいっぱい浮いていて、これもタイらしいのかな?と考えたりします。

IMG_2206

トゥクトゥクと呼ばれる3輪タクシーは沢山あって目を引きますが、市内の車事情は、きれいな普通乗用車の割合が多く、古そうなバスの姿を除けば、東京並みでしょう。

私は、今まで日本のテレビで、金色に輝く寺院とトゥクトゥクで屋台を食べ歩く観光ビデオに慣らされていたので、どんなにエキゾチックな街かと思っていましたが、何か拍子抜けでした。
日本のイメージに対し「浅草の人力車が東京の主な交通手段で町の人は和服を着ている」と思い込んでいる外人のような誤解だったようです。
情報って怖いですね・・

IMG_2211

IMG_2005

現地スタッフの人に「自転車好きに面白い場所がある」と車で国際空港のほうに連れて行ってもらいました。
自動車は、休日の午後でしたが、高速に流入しようとした合流地点でかなりの渋滞に巻き込まれました。

交通渋滞1

前回にも書きましたが、バンコクは都市化が急に進んでおり、主要幹線の道幅も広いのですが、インフラが需要に追い付いていないので、交通渋滞がひどいのだそうです。
「空港から街に入る時も、早朝などは30分で行くけど、混雑時は2時間たっても行きつかないよ」と現地スタッフの方がぼやいていました。
ですから、バンコクでは空港から市内までの高速鉄道(ARL:エアポート・レール・リンク)、市内高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)の整備を進めていますが、いまだ予定されている全線は完成していないようなのです。

01972

タイ 鉄道

そんな中、面白い話題を現地スタッフが話してくれました。
「バンコクでは、折り畳み自転車は、電車(MRTやBTS、ARL)には、折り畳めばむき出しのまま乗せることがOKなんだよね。普通のフルサイズ自転車はダメなんだけどね」

タイ 輪行

オオ、これは5LINKSにベストマッチな国ではないですか!!
どおりでインスタグラムにむき出しで電車に乗せてる5LINKSの写真が送られてきたわけです。
すごい、必要に駆られているとしても、タイは進んでいる!
5LINKSの利用世界観に最も近い国なのです。
そんなところで、現地の取引先が5LINKSを気に入ってくれているわけでもあるのです!
「実際使ってみたら、一番便利だった」
ホントに嬉しいことです。

一方、ホテル近くのBTSのSiam駅近くの歩道に、レンタサイクルシステムのたまり場も見つけたのですが、

IMG_2195

あまり利用している人の姿を見ませんでした。
私は思うのですが、この手の行政主導のレンタサイクルは、最近多くの都市で見かけられるようになったのですが、運用に「向き、不向き」の場所があるのではないでしょうか?

バンコクの中心部も東京と同じで、交通量多く、渋滞が多いようです。さらに、車の運転マナーはさほどいいとも思われませんし、自転車専用道なども完備してはいない。さらに、行政型のレンタサイクルは、展開するポイント(たまり場)での乗り捨てがOKのはずですので、目的地として人気のあるポイントに大量にバイクが乗り捨てられた場合、それを回収し、空いているポイントに振り分けなおさなければならないのです。それには当然トラックを使いますので、渋滞の激しい場所では、運用がスムーズにいきません。
乗りたい人がポイントに行っても、バイクがおいてなければ、利用意欲が落ちてしまって、リピーターとはなりえないのです。

東京でも、中央区を中心としたレンタサイクルのプロモーションは、当地で在住または就労しているようなサラリーマン相手ではなく、おもにオノボリさん観光客向けのビデオなどが、多く流れています。
「もし置いてあったら、面白いから観光に使ってみよう。」変わった切り口で観光需要を喚起する、そんな利用方法がとられるのではないでしょうか?
でも、それだったら観光地の駅前のレンタサイクル屋さんが1軒あれば事足りるのにね・・・

このシステムが多くの需要に適応するのは、道路インフラはきれいに整っている地方都市など、道幅広く、交通量が比較的少ない、自転車に乗って気持ち良い場所、もしくはあらかじめ自動車の流入などを制限している場所などが適しているのでは?と考えます。
そんな理由から、現状のバンコクではこのシステムはなかなか浸透しないのではないでしょうか??と少し心配してしまいます。

(続く)

No Comment

Post Comment

Message *Required
Name *Required
E-mail *Required
Website