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東京駅2

あっという間に「師走」です。銀杏も紅葉し、東京も、もう急速に冬支度です。

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今回ご紹介のお店は、「早稲田大学」のすぐ目の前、新目白通り沿いにあるお店「エスビット」さんです。
じてんしゃ工房 エスビット
東京都文京区関口1丁目32−3
03-5273-5568
https://www.facebook.com/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88-433305340101128/

住所は、文京区関口とありますが、「早稲田のエスビット」というのがピッタリです。
都心も都心のお店なのですが、広い道に面し、正面に早稲田大学、リーガロイヤルホテル、背面に椿山荘ホテル(フォーシーズンズホテル)の丘陵を背負い、文教地区でもあり、なんとなく高級感の漂う立地なのです。

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一般車から高級ロードバイクまでが、所せましと、壁につりさげられております。それだけでは足りないと、タンデムバイクのフレームや面白い自転車が、天井からつりさげられたり、張り付けてあります。
なんか、国際宇宙ステーション(ISS)の中のような感じです。

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また、壁の一部には、カンパニョーロの専用工具などが機能的につりさげられており、整備力の高さを伺わせます。

実は、私も6-7年前だったか、夜に急に「ヘッドグリス」が必要で、行き当たりばったりにこのお店に飛び込んだのですが、、、
「ヘッドのベアリングに使うグリースを下さい」との問いかけに、
お店の棚から、沢山の種類のグリースを出してきて、「どれにします??」というやり取りをした覚えがあります。
「こんなにいっぱいあるんですか?」と聞くと、
穏やかそうなスタッフの方が笑いながら「売るほどあるんですョ・・・」との返事、「うちは、ドンドン使ってしまうので、たくさん用意してあるんですよ。」
との事。こんな思い出が、いまだに頭に引っかかっているお店です。

いつかこんなお店に、5LINKS置いてもらえればなー、と思っていたのでした。
現在は165 Kuro/Momo を展示していただいております。

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2016/11/22 14:55

2016/11/22 14:55

寒くなりました。が、新規店舗(展示品あり)のご紹介です。
「le cyc Hiroo ルサイク広尾店」です。
 http://www.cyclespot.net/shops/%E3%83%AB%EF%BD%A5%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E5%BA%83%E5%B0%BE%E5%BA%97/

東京都渋谷区広尾1丁目108
電話: 03-6408-5814

明治通りを渋谷から天現寺橋方面に向かう、いわゆる広尾町の表通りに面した自転車店です。
ハイソな香りのする、グッドロケーションのお店です。

2016/11/22 15:03

2016/11/22 15:03

いろいろな車種の自転車が、とてもきれいに展示されています。
店員さんも、きびきびとお客さんの対応をしています。
Koh-Haku とKuro/Kinn の165を置いていただきました。

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full moon1

11月14日は68年ぶりの「スーパームーン」の日でした。あいにく関東地方は雨。
と、予報で言っていたので、、、前日(日曜日)の夕刻、自宅の近くを歩いているときに、スマホで簡単に写してみたのですが、東京地方はうす曇りで、大きかったけれど、やっぱりボヤーとしか月が出ていませんでした。
地球的に、すごいことが起こったのに、スカッと楽しめませんでしたー。
ピンボケではないのですよー。。
 


 
さて、5LINKSでは700cの開発を開始しており、サンプルフレームがサイクルモードショーまでに間に合えばよかったのですが、、、そこは、いつものように、作業が後手後手に回り、残念ながら、完成車体でお披露目することは、できませんでした。ザンネン。。。

発表までの間に、少しづつ、開発コンセプトや、経緯を記述していこうと思います。

700c開発、第一回に記載したように『簡単に「輪行」の状態にできる「本格ロード」』が、5LINKS700cのコンセプトですので、これを実現する要素を考えました。

現代的ロードバイクは、ハイスペックのもので、カーボン製であれば7kg前後、アルミ製であれば8kg前後、その他チタンや鉄素材が考えられますが、やはり輪行バイクといえども、その辺の重量にまとめたいのです。
また、私が考える「輪行」のスタイルにするためには、やはり何らかの形で、フレーム本体を簡便にサイズダウン(折りたたむ)したいという希望がありました。

従前の5LINKS14・16の開発項でも記述したように、折り畳み機構をフレームに組み込む場合、「蝶番」を設定すれば、「重量の増加」と「剛性の低下」のリスクを負わなくてはいけない。
(2016・5.11「デザインコンセプト」7 折り畳み蝶番)
https://5links.jp/archives/category/blog/design-and-develop/page/2

また「折り畳み小径車」等のジャンルに入るものはデザイン自体が「カワイイ」や「面白い形だ」という評価で流せる部分も、ロードバイクの場合は「走行フィーリング」が基本であり、そのスペック自体でしのぎを削っているブランドが沢山出ているので、デザイン上ギミックだから面白いけど重量が重いと言うような妥協や、乗り心地に影響するような、機構として危なっかしい折り畳みデザインは許されないと考えました。

すなわち、ハイスペックのロードバイクを目標とすると、デザインの許される範疇がかなり絞り込まれてしまうと考えたのです。

人間の脳みそとは不思議なもので、何かを発想しようとする場合、過去に自身で経験して良さそうであったものを基礎に考えようとするようです。

そういう意味では、デザインをする人は経験値の大きさがものを言うようなので、大きな会社で、いろいろなデザインの自転車に接してきている人や、自転車の世界に造詣の深い方はイイナーと、少しうらやましく感じながら開発を進めました。

私の場合は、学生時代に行っていた「ロードレーサーの輪行」経験と、二十数年前に考えた、輪行ロード「FASTRAM」を前提に発想を進めました。
(2016・4・10 「デザインコンセプト」3 社会に出てからの自転車利用)
https://5links.jp/archives/category/blog/design-and-develop/page/2
コンペ3

すなわち、デザインのポイントとして以下の課題を設定しました。
1、車輪の前後輪を外して、輪行時のサイズダウンを行おうということ。
また、
100年以上自転車の世界で、パイプで組み上げられる定番のデザイン形状である
2、ダイヤモンド型フレーム形状を尊重し、そのどこかを畳んでフレームそのもののサイズダウンを図ろうと言うものです。

1、に関しては、とくに後輪の取り外しを簡単にできないか?
に注目しました

2、に関しては、どのような折り畳み機構をどこの設定すれば、重量の軽減と、剛性感の維持ができ、ドライブフィーリングを損なうことない形状を作れるのか?

この課題を、新しいデザインで処理しようとしたのです。

その結果、車輪の取り外しに関しては、過去に、実用品として存在していた「インターチェンジハブ」の機構を利用し、
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(インターチェンジハブ)

フレームに関しては、過去に、マウンテンバイクに使用されていた、アンプバックタイプ・フレームにヒントを得て、前三角はリジットなダイヤモンドフレーム形状としました。

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(アンプリサーチ社 B3)

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(サイクルモード2016 展示パネル)

以下、続く

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silk bike

サイクルモードも盛況に終了いたしました。
興奮も冷めやらぬうち、引き続き当ブース展示品の紹介です。

絹自転車製作所、(シルクサイクル:埼玉県)
http://www.silkcycle.com/

1960年代、日本の自転車でオリンピックに挑戦した「シルクサイクル」の名を再び冠し、さまざまな種類の自転車を製造する絹自転車製作所のA氏。
私にとっては「師匠」と言わせていただいている立場の方です。
学生の頃より自転車競技活動で活躍し、
自転車の歴史、構造、材料、製造、新しい製品の開発等、自転車にかかわるハードの面のほか、業界、製造工場、個人小売り店から大メーカー、量販までを渡り歩き、企画、マーケット、販売経営、アフターフォローまで、自転車にかかわることは細かいことすべてに精通している方です。
すなわち、現代における、自転車業界の百科事典のような方ではないでしょうか。

そのA氏が、今回のサイクルモードに関し、突然「お宅のブースで展示してほしいもんが1台あるんだけど」と言われたのです。

「??彼の製造したスペシャルな自転車?なぜうちに?ハンドメードバイシクルコーナーにでも展示すればいいのに。。??」と、少々不思議に思いましたが、お見せしていただいたものは、、、
H×W×D:100×60×60㎝位のロボットのようなものでした。

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「何ですか?これは」という私の問いに、
「これはね、電動アシスト自転車用の作業台」
と言って、15分位とうとうと、作業台に関しご教授いただきました・・・・

要約すると
・日本の自転車市場では、近年、電動アシスト自転車の需要が急速に増えている。
・よって、既存のお店で、電動アシスト自転車を取り扱う小売店も増えている。
・しかし、電動アシスト自転車は、一般の自転車に比べ重い。
重いものは30kgになる物もある。
・これに対する整備作業環境はあまり良くない。
すなわち、一般の小売り店のバックヤードは一般車用に狭い場合が多く、大きな作業台は設置できないため、従業員は、無理を承知で、重いアシスト自転車を、自身で持ち上げ下し、腰を痛めるケースが多い。
・場合によっては「労災」扱いになる故障にもつながる。
・今までにも、重量車用の作業台は販売されているが、構造が複雑で大きなものである。

・そこで、作業者の作業負担を軽減するために、省スペースの「電動アシスト自転車用、油圧式作業台」を作製した。

とのこと。。。
「自転車好きの自転車屋が、自転車で体壊しちゃカワイソウでしょ」
なんとも、プロの方々には福音の話ではないでしょうか。
シブい、シブいけれども新しい..!
業界の内情に精通したA氏ならではの、愛情あふれる作品です。

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希望小売価格は15万円程度になる予定だそうです。
お問い合わせは、5LINKSも扱っていいただいている卸会社

㈱エンマバイシクルワークス へ。
http://www.enma-bicycle.co.jp/top.html
〒343-0824 埼玉県越谷市流通団地1-1-9
TEL 048-961-8470 / FAX 048-961-8471

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cycle mode1

ついに始まりました、サイクルモードです。
金曜は、主にB to B day と思っていましたが、お天気が良かったのか、午前中から一般の方も含め、お客様が結構いらっしゃいました。
やっぱり、さすがはサイクルモードショーです。

今回から、個別に当ブースで出展しているブランドに関し、説明を少し・・

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ORBIT DESIGN(ホイールセット)

今回、初参加の、ORBIT DESIGNは、自転車生産国、台湾のニューカマーです。

残念ながら、我々日本は時代の流れによって1980年代を境に「自転車王国」の座を明け渡してしまい、現在、世界中のミドル・ハイエンドの自転車の90%以上は、台湾もしくは台湾資本のメーカーが生産していることは周知の事実です。

我々の目には、台湾の自転車と言えば、例えば「GIANT」や有名なブランドだけが目につきますが、自転車は数百のパーツから構成されていますので、その裾野のパーツメーカー群を、おそらくは千社以上抱えているということです。
もちろん、さらに裾野の裾野の部品は、製造コスト上、中国や南アジアの会社の生産であることもありますが、組み上げの関係上、結局のところ目ぼしいパーツは、台湾国内に集約されてきます。
台湾主催の展示会に足を向ければ、その姿・すそ野の広さの一部をかいま見ることができます。

自転車という産業に限らず、一般の工業は、その裾野の広さによって、頂点に立つ完成品ブランドの位置決めが決まると思います。

例えば、自動車であれば、日本は現在自動車王国と言われ、自家用車のほかトラックバス等も入れれば、14-15社の名の通ったメーカーが国内に存在します。
小さな国なのに、こんなにメーカー数が多い国は、世界のどの先進国にもないはずです。
しかし私は、そのブランドではなく、裾野に注目します。
日本には、完成自動車メーカー以上に、自動車業界で世界的に有名な部品メーカーが沢山存在します。
ユーザー目線では、ドイツのM社やB社、W社などのほうがハイスペックの車を作っているという方もありますが、それらの会社の部品のうち、本当に高品質が求められる部品の多くは、日本製もしくは日本の素材製、OEであるはずです。
すなわち、自動車における日本ブランドの立ち位置は、「下請け自動車部品会社」と言われる裾野の広さ・厚さと、その技術産品の高品質がそれを支えていると考えます。

振り返って、自転車であれば、やはり、現在の台湾の自転車産品の裾野はとっても広く、重層的であると思います。

では、このような事態が続くとどのようなことが起きるか?
という、良い例が、今回出展している「ORBIT DESIGN」社であると思われます。

突然変な例ですが、
毎日毎日、数少ない食材しか食べない生活をずっと続けている国では、国民の生涯の食生活は皆、質素になるでしょう。
しかし、毎日の食生活が豊かであると、面白いメニューやレシピを考え始める人が、自然発生的にぽつぽつ出てくる。
最近話題の「日本のラーメン文化」などはこれを代表していると思います。。。
豊かな食生活環境が、斬新で面白い「味」を創造している。

自転車王国の中で、沢山の情報や製品環境の中にどっぷりつかって生活しているエンジニアは、いろいろなものを見て観察しているうちに、取捨選択の上で、的確に「新しいもの」を自然体で発想・創造していくことができる。
そしてスモールビジネスを何の抵抗もなく立ち上げる。
別に、大メーカーではないけれど、周りの設計、製造や、テストにかかわる環境をフルに使いながら、少ない労力で、最適なものを作り上げられる。

そんな、知恵とエッセンスが、ORBIT DESIGNの商品の中には随所に織り込まれています。
この会社の得意分野は基本的に、コンピューターを駆使した、設計と生産品の分析と解析です。

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まず、そのコンセプトは、ハブ、スポーク、リムそれぞれのパーツが高性能であることは基本ですが

*ホイールをハブ、スポーク、リムの一つ一つのパーツとして、スペックを考えるのではなく、「ホイールセット」を3つで構成されている「一塊のモノ」として性能を発揮するように考えて、すべてを同時並行的に開発していること。

もちろん最近の、ヨーロッパを中心とするレースシーンでは、この考え方が主流になってきているようですが、発想の出発点が違うように考えます。

ヨーロッパでのレースシーンでの「ホイールセットを一塊のモノと考える」という流れは、
まず、高性能なハブ会社が軽量でスムーズなハブを作っていたという歴史があり、
次に、リム会社も、軽いリムを作った。さらに、それらを軽いスポークでつないでみた。

しかし、後輪のスポーク長は左右非対称だし、車輪全体のパワーバランスをどうとるか?単体では高性能と言われるハブとリムとスポークの組み合わせたはずなのに、何故かレースのタイムに出来不出来ができてしまう事実に対して、ようやく、「ホイールセットを一塊に考えて性能を出そう」という流れが起き始めた。

すなわち、各パーツをそれぞれ別のパーツメーカーからの供給を受けて組み上げる習慣に基づいた「歴史的事実」がレースシーンで問題を提起してしまい、それの対応として上記の発想が出てきたということです。

一方ORBITでは、台湾国内で生産されるいろいろなパーツと、作り出される組み合わせを眺めていて、初めに
「なんで、車輪一塊で性能を向上させるよう、あらかじめ設計しようとしないのだろう・・?」
という、疑問が開発の原点となっている。
先入観・分け隔てなくいろいろなパーツの解析・分析をする人らしい目線です。

各パーツのメーカー内にいたエンジニアや、供給されたものだけを組み合わせていた現場の人ではなかなか発想ができない視点を、生産国の利点を生かし俯瞰的に観察していたのです。

実際に、ORBIT社のハイエンドホイールセットの、各パーツはどれも高性能ですが、とくにスポークの部分は見た目にもわかりやすく非常に特徴的です。

すなわち、カーボン製の上、極細で超軽量。一般の方はそのスペックに目が行きがちですが・・・
カーボンスポークの軽量化と高剛性を主眼に作られている他社のレース用カーボンエアロスポークとは異なる性質を持っています。

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実際に見ても、一般に他社のカーボンスポークよりかなり細く、このことで、長時間のハイスピードライディングに於いては、空力特性の恩恵を大きく受けられます。すでに、社内の分析テストに於いて、最近の太いエアロカーボンスポークより、総合的な空気抵抗の値が低いことが証明されています。

さらに、このカーボンスポークは、本来の特性である「引き」に対し強い性質を持ちながら、さらに「押し」に対して、しなりを持つよう設計されているので、加速に対してはリニアにパワーを伝達できる反面、ホイール全体ではショックアブソーバー効果が得られるため、太いエアロスポークのホイールセットより、長時間ライドに関し疲労の軽減につながるようになっています。

何故こんなに細くできるの?との疑問には、「あらかじめハブ、リム、スポークを一塊として設計を開始し、バランスよく、いろいろな仕掛けを入れ込んで製作してるから、、」という答えが自然に出てきます。

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すなわち、ヨーロッパテイストのプロダクトとは異なり、筋力が大きな人が、軽く・硬く、パワーを効率よく伝えるという目的のコンセプトだけでなく、アジア人的な「柔良く剛を制す」という、非力なライダーのレースシーンにアドバンテージを与えてくれる設計なのです。

私たちは、一般に商品を、外見的なデザインやブランド、重量等のスペックの面だけから評価しがちなので、「どのようなコンセプトでこのようなデザインにたどり着いたのかしら・・・」という点を思考する事を見落としがちです。
ORBITのデザインは、その開発視点や開発者の才能のみならず、生産王国の環境が一つの大きなきっかけになっているとも考察できます。

豊かな生産環境のゆりかごの中で、プクプクと泡のように醸成される、斬新な創造・・・
「台湾国 ホントに恐ろしや」そんなことを考えさせられてしまうデザインなのです。

かたや私は「ゼロ戦」が「ワイルドキャット」を駆逐する・・・そんな、日本の二時代も昔のことに思いをはせながら、
日本にも再び、将来こんな自転車の開発環境ができればいいのにな・・などと少しうらやましさを感じてしまいます。

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cycle mode1

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今週はついにサイクルモードショーです。
私たちにとっては、今回が8度目の参加となります。
当社は、全くのベンチャービジネスとして事業を開始しましたが、少しづつ「輪界」にもお知り合いができ、今年の当ブースは少しにぎやかです。

当社ブースの展示物を少しご紹介すると、、、
1、5LINKS161 :展示と試乗
新しく、シンプルなシングルモデル、161の登場です。カラーはMILK(アイボリーホワイト)一色ですが、客さんの好みで、ステッカーを4色選ぶことができます。

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(84240 円税込)

2、5LINKS165新色:Kuro/Kinの展示
165シリーズにKuro/Kinの新色が登場です。キリッと締まったニューカラーです。

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(113400円税込)

3、5LINKS700c:開発 概要と、新開発ロードハブの展示
5LINKSは、まったく新しいコンセプトジャンルの折り畳みロード700cを開発中です。
そのコンセプトと、イメージビデオ、ニューコンセプトハブを展示いたします。

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4、ORBIT DESIGN:軽量ロードホイールの展示
5LINKS折り畳み700cのハブを開発していただいている、台湾のニューカマー、「ORBITDESIGN」の初出展です。ニューアイデア、超軽量で、カスタマイズ可能なハイエンドロード用、ホイールセットを展示いたします。

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http://www.orbitdesign.com.tw/English/index.php

5、SILK(絹自転車):電動アシスト自転車用作業台の展示
今回シルク自転車からは、コアな商材の展示です。プロユースの「電動アシスト自転車向け作業台」です。
日本の小売店さんの小さなスペースなバックヤード向けに、作業者の腰の負担をうんと軽減する、コンパクトな作業台です。電動アシスト自転車の需要が増す、健康に気をつかう日本の自転車屋さん全てに朗報です!

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6、BICYCLE GIFT:自転車にかかわる小物アクセサリーの展示
今年も登場します。女性から男性まで、自転車にかかわる「小物・グッズ」の専門店です。ユーザーの方のみならず、お店の商品としても、面白いものがいっぱいです。

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http://www.bicyclegift.co.jp/

等です。

各社、この世にまだない新しいものを、創造しようとしている会社ばかりです。
新し・おもしろいものが、当ブースにありますよー。

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5LINKSでは、現在、700cロードモデルを開発中です。
700cロードと言っても、巷に溢れる、いわゆる「ロードレーサー」ではありません。
5LINKSらしいコンセプトを持った、まったく新しい乗り物です。

このコンセプト・イメージとは・・・
「自分が住んでいる町から遠く離れた気持ちの良い場所(海外や郊外)で、思いっきり本格的なマイ・ロードバイクの乗り心地を楽しみたい。
でも、ずーっとライドしていくわけにはいかないし、
その地まで搬入するために、自家用車に専用ルーフキャリアーを用意したり、
電車や飛行機に積載するために手を汚したり、時間をかけたくない。
すなわち、簡単に「輪行」の状態にできる「本格ロード」が欲しい。」

5LINKSはこれまでに、14インチ・16インチの「折りたたんでからが扱いやすい」折り畳み自転車を開発してきました。
そのコンセプトをそのままに、「輪行状態に移行しやすく、かつ、折りたたんだ後の扱いが便利な、本格的ロード」です。

私は、学生の頃にロードレーサーを使っていた経験から、上記のような思いを今までずっと抱き続けていました。
今は昔の話ですが、社会人になり、1993年には、「FASTRAM」という名称で、自転車デサインコンペに挑戦をしています。
(2016.04.10「デザインコンセプト3 社会に出てからの自転車利用」の項参照
https://5links.jp/archives/category/blog/design-and-develop/page/2

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コンペ3

残念ながら、当時のデザインは具現化することはできませんでしたが、
今回は、四半世紀ぶりの再挑戦です。

目標スペックは以下の通り

・基本型は高性能アルミ合金製、700cサイズロードバイク
・完成重量8㎏前後
・最新のロードレーサーと同等の乗り心地
・SHIMANO105からDura Aceまでを搭載できるハブ、カセット
・独自の輪行スタイルへの移行時間、手を汚さずに:1分以内
・専用、軽量の輪行パーツ(バッグ等)
・専用ハブを含めた、ホイールを新たに開発
・日本国内での企画開発と製造・組み上げ

その為に、温めてきたアイデアと、最新の部材や環境を利用し、開発を進めております。
進捗は、このブログでも更新されます。

現行の5LINKSにも共通したことですが、
「未だ世界にない、新しい乗り物を作る」
という企業姿勢と情熱を傾けた作品です。

また、11月5・6・7日に幕張で行われるのCYCLE MODE2016で、その開発の一端をお見せすることができると思いますので、ご興味のある方は、どうぞ当社ブースへお越しくださいませ。

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ポンピドーセンターからセーヌ川の河畔に向かって走ろうとすると、すぐに、路地に面した古い教会が見えてきました。
「Eglise Saint-Merri」(セントメリー教会)だそうです。扉が開いているので中を覗いてみると、広く荘厳な空間でした。東京に、セントメリーというミッション系スクールがあるのは、ここの支流なのかしら??
壁にすごい彫刻がしてあります。

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(大きいなー・・しばし無言)

旅の無事を祈り、再び走り始めると、ついにセーヌ川河畔にぶつかりました。
たぶん、自転車レーンがあると思う、と思っていると、橋のたもとの車道から、階段で降りていかねばならないのね・・・

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(階段の下はカフェみたいになってるけど、自転車担いで降りて行くしかないじゃん??こういう時5LINKS便利ですね・!)

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(セーヌ川、水がきれいだけど、おもったより大きな川じゃないね・・)

エッフェル塔が小さく見えてきたので、河畔の自転車ロードを快走。気持ちいいねー、川沿いの道沿いにもいろいろなイベントをしているのね。

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(CAP/COP22だって、そういえば確か4-5年前COP21の横浜シンポジュウムに5LINKSでチョット参加したなー、いろんな事してたなー・・・)

自転車レーンが工事中で行き止まりになったので、また階段を車道まで上がらねば・・

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(オ、左の手すりにたくさんくっついている鍵は、有名な「愛の南京錠」か??)

階段上がり切ったら、目の前の建物に、「MUSEE DU LOUVRE」って書いてある。。
建物が道沿いに延々と伸びているけど、これって「ルーヴル美術館」??

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走っていくと、やっぱりでした!!
ああー、時間があれば2-3日見学していたいのになー、残念、記念撮影だけだー、、、

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(意外にもルーブル観光に来ている人たちに、折畳む5LINKSが受けています。「エクセレント」って声が聞こえまっす!嬉しいですね・・・この美術館に飾ってくれないかしら・・・)

川を挟んでいろいろな建築物が見られます
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(アンヴァリッド広場とサン・ルイ・デ ザンヴァリッド教会 エッフェル塔も近いぞ)

エッフェル塔だー

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(やっぱりエッフェル塔のほうが高いなー)

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(ドンドン近づいていくと、ドンドン大きくなっていくー)

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(エレベーターの上がり方カッコいー、登りたいなー)

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(古い建物なので、スカイツリーや東京タワーよりずっと「風格」がありますなー)

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(スカイツリーの直下には自転車レーンないしなー)

最終目的地として、「凱旋門」に向かってみることにしました。

「すべての道はパリへ通ず」ではなかったですか。。。ついに凱旋門に到達。

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さ、引き返すか、と走り出した道は、広い石畳の道。
のどが渇いたので何か飲み物買おうと、「コンビニないかな?」と見回したのですが、あるのは高級ブランドブティックとカフェばかり・・
この道、有名な「シャンゼリゼ通り」でした。
予備知識なく適当に走り始めたのですが、もう少し下調べしておけばよかった・・・

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(シャンゼリゼ通り激走、道が石畳だと結構突き上げがきついです。)

緑が多くなってきて、コンコルド広場の前に、売店があったので、ちょっと一服・トイレ休憩

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(コンコルド広場:Place de Concorde 近く)

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(パリはもう秋、晩秋という感じです)

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(ちょっと一服・うろうろと走りすぎて、さすがに疲れました)

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(トイレは有料でした。トイレの中に集金人の女性がいました!ちょっとびっくりしました。0,8€ 男女の区別がないです)

シャンゼリゼ通りも含め、幹線道路は帰宅時間帯か交通は激しく、パリっ子の運転も結構乱暴です。
自転車レーンになっていてもすかさずバイク・スクーターなどが割り込んできます。

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(オペラ広場:Palasis Garnier 道が混んでいます)

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(なるべく、裏路地・小道を走るようにしました)

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(ようやく18区の運河のところまで帰ってきました。運河のエレベーター?)

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(一度来た道は、心配することなく快適ですね)

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ようやくホテルまで帰ってきました。
30kmは走ったでしょうか。ほどよい疲労感でした。

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実は、AUTONOMY設営の日 5日(水曜日)昼に、5LINKSでホテルから会場偵察に行った際、、あまりに会場の設営状況がのんびりしているので、とりあえず、パリ市内の観光でもしようかということで、2台持ち込んだ165・161で公園に中をあてもなく走り出しました。

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(パリ交響楽団音楽堂 Philharmonie de Paris)

会場のGrande halle de la villeteの北側に回ると、運河にあたりました。
美しい景色で、観光船の船着き場らしいです。

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(会場北の運河)

お昼でおなかもすいてきたので、とりあえずエッフェル塔の方向に向かい、途中で昼食をとることとしました。
スマホのGoogle map は便利なアプリで、目的地を入れると、自転車のコースと所要時間をすぐに表示してくれます。
これを頼りに、あとは勘で走ることとしました。

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(概略はこんなルートとなりました:帰国後作成、時間はもっとかかりました・!)

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運河沿いには対面通行の自転車レーンがありとても走りやすいです。
少し走る毎に、カフェやスーパー、お店がぽつぽつとありいい雰囲気です。
比較的すぐに、オープンカフェがあったので、ランチとしました。

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(ハンバーガーでかい・・ポテトいっぱいなのにコーヒーは小さい・・臭いで犬が寄ってきた・!)

腹ごしらえも終わり、気持ちいい風を感じながらポタリング、木漏れ日も気持ちいいです。
街角はいかにも「パリ」という感じでかっこいいです

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途中、スーパーマーケット(coop)に寄り、ホテルで使うアメニティを購入しました。駐輪中の自転車には、みんなしっかりと鍵をかけています。

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(coop)

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北駅(Gare du Nord)の近くまで来ました。

そこで、自転車屋を見つけ、鍵を購入しました。小さくて、修理を主にやっている自転車屋という感じでした。
パリの自転車は日本に比べ一般車などの価格が高いようです(5-7万円位か?)。皆さん、古い自転車を大切に使うわけですね。いい文化だと思います。

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自転車レーンは、中心部に向かうほど、小道では無くなったり、歩道の一部であったり、一般道ではバスレーンと一緒になったり、一方通行では、急に左車線になったりしながらですから、縦横にはあるのですが、土地勘がない人は慣れるまではちょっと気を使います。基本的には右通行です。また、自動車道路はパリ名物の「石畳」であったりしますので、自転車のドライブフィーリングもドンドン変化します。
歩道の乗り上げや、石畳から舗装道への移行など、5LINKSは意外とスムーズで、車体を抱えての移動も楽なので助かりました。これが極小径車であったらつらいだろうなー。

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たまにスマホのgoogle mapで確認しながら、川沿いの自転車レーンを期待しながら、セーヌ川に向かって適当に進んでいくと、路地にたくさん自転車が止まっていて、広場になっています。
ふと、左手を見上げると、見覚えのある建物です・・・・

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ポンピドーセンターでした・・・東京では練馬区の大泉に東映の映画撮影所があるのですが、そこに、この建物のデザインをパクったスーパーマーケットがあるのです・・・そんなところで記憶していました・・・

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広場で日向ぼっこしている人がたくさんいます。ホントは中に入ってみたかったのですが、エッフェル塔に向かおうという当初の目標あり、先を急ぐことにしました・・・

以下次号

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(ホテルから見える木々も紅葉が進んだようです)

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(パリのスズメ、東京のスズメより大きいような気がします。寒いから膨らんでるのか??)

9日(日曜日:B to C Day 一般入場日)
最終日です。
パリは週末にかけどんどん冷え込み、この朝も快晴ですが、寒ーい。

この日は一人で仕事です。いつものパターンでしょうから、朝一は暇そうなので、今まであまり見ていなかった、「EVエレクトリック・ヴィーグル」のブースや、業務用荷物車(3輪自転車)などのブースを見て回りました。

フランスでの、EVに対する規制は、詳しくはわかりませんが、例えば、エレクトリック・キックボードやセグウェイ的なものも街中で乗ることが許可されているようで、展示会場の周りだけなのかもしれませんが、歩道で乗り回している人も見かけました。

でも、電動キックボードもOK,電動スケボーもOK,電動アシストの自転車に「速度・踏力」の規制がなくて、電動スクーターもOKのパワーアシスト誰でも使える社会ならば、免許制度などはどこで線引きをしているのだろう?

車体の外見からだけで判断するのでしょうか?さらに問いかければ、この社会が進めばオートバイや自動車の免許なんていらないんじゃないの?と、ちょっと疑問も感じました。

逆にいえば、こんな感じで社会が進めば「人力自転車」の存在って今後の未来に必要なの?とも考えさせられました。

でも、行きのエールフランス航空のチケットカウンターに「EVの機内持ち込みは禁止」の張り紙がしてあったしなー。バッテリーの発火可能性の問題で、飛行機には積み込めないのです。
ですから、EV持って、「5大陸を駆け回る」ことはできないんだよなー。
今回も含め5LINKSくんは、無事ヨーロッパに「輪行」できてるしな・・・
5LINKSのコンセプトを考えると、しばらく電動アシスト化はできないなー(笑)

また、そもそも論で考えれば、世界で一番最初に電動アシスト自転車を商用開発したのは、日本のヤマハだそうです。(人に聞いたことで定かではありませんが・・)

それから10数年、世界の電動・モーター積載乗り物の商品・市場は「ニーズ」の名のもとに、このように発展しているのに、日本では、いまだに、大手自転車会社を中心とする「踏力・速度」の制限を設けている、「アシスト車」のカテゴリーにこだわっている我が社会は、世界に大きく取り残され、完全に「ガラパコス化」しているなー、と感じました。

将来、「EVの歴史の本」が出たときは、車のダイムラーベンツのように「元祖」を誇れるポジションにつけていたのに、大変もったいないことです。。。

アハハ、これは、「折り畳み自転車」の歴史も同じで、小径の折り畳み自転車を世界で初に量産化したのは「日本のシルク自転車・ポーターシルク」のはずなのに、現在、巷に出回っているストーリーでは、イギリスの某社や、台湾の某社が「元祖」みたいなストーリーに、かき消されてしまっている現状に似ていますね・・・
日本人って結構、自分自身の歴史に誇りを持てない民族なんですね・・
そんな中で「日本人ドウノコウノ論」を考えても仕方ないか・・・

いろんなことを考えながら、歩いてみました。。。

https://www.youtube.com/watch?v=2SMZvPi7MgM

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朝のわがブースは、パートナー帰国で少し寂しくなってしまいましたが、開催時間中は4日間の中で一番忙しく、写真を撮っていただける方もいないので、ひたすら働き続けていました・・・
無事、会期を終えることができました。

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(最終日:300社の中で、唯2社の日本人ブース:もう1社は自転車革製品<MAWARE>のブース。我がブースはちょっと品数少なく、寂しいです。でもお客さんはいっぱい来ました!!)

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