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去る、5月14日(土)15日(日)の2日間、神奈川県・横浜の「赤レンガ倉庫」で行われた、「ヨコハマサイクルスタイル×ミニベロフェスタ2016」に参加いたしました。
両日とも晴天に恵まれ、付近で行われた「2016世界トライアスロンシリーズ横浜大会」の影響もあり、大勢の方が訪れました。
遠方より、当ブースに立寄られた方、大変ありがとうございました。
試乗者も多く、盛況な展示会となりました。
スタッフともども、風はありましたが、大いに日焼けした展示会でした。

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ようやくゴールデンウィークの期間が終わりました。
展示試乗会などの合間をぬって家族サービスです。
この時期は、毎年南房総で「田植え」です。
最近では、地方の農業用道路もほとんどが舗装され、自家用車に積載した5LINKSも、畦道には入りませんでしたが、小回りよく活躍しました。

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田植え

前回で、折畳時の車体の形状が決まりました。
ではどうやってその形状にするか??
畳むとゴルフバッグのような形にするためには
展開時の車両の、どこかの場所に「蝶番」を使用して畳む、と言う事になります。
私の印象としては、第一に、
・「軽量にしたい」
・「フレームを折りたくない」
・「なるべく折る部分を少なくしたい」という願望がありました。
なぜならば、今までの多くの折り畳み自転車に反省を感じていたのです。

小径折畳車は「車輪が小さく可愛らしい」というイメージを持ちます。
しかし、小さくてかわいらしいので「軽いだろう」と思いきや、
同じタイヤ径の展開されたままの自転車よりも「重い」のが常です。

当たり前の話なのですが、折畳むために「蝶番」を備えると、
・その部品の分重い
・折り畳み部分の剛性(強度)を確保するために、周囲の部材が厚く重くなる
と言う制約がかかります。また、折り畳み部分を作ると、工作の精度も要求されます。

すなわち、小径の折り畳み自転車はその見た目に従い「可愛くて、軽い」のではなく
折畳を複数・複雑にすればするほど、「重く」「剛性が低下し」「乗り心地が低下」する傾向があります。
また、「デザインコンセプト5」でもあるように、タイヤが小さい事も災いして、
乗り心地の為の設計の自由度が少ないという素地もあります。

乗用車の開発でも同じようなことが言え、クローズドボディーの車より、屋根の畳めるコンパーチブルの車の方が、一見、「軽やかで」「爽快な」イメージがありますが、その構造ために、重量が重く、また剛性も低下する傾向にあります。
「爽快感」を演出するために、オープンカーを設計し、製品化している技術者は、大変な苦労をしているのだなあと感じます。

コンパーチブル

折畳み自転車のデザインポリシーは、「艦載戦闘機」のデザインコンセプトにも重なるところもあると考えます。
先の大戦で、航空機どうしの戦闘は、戦場の勝敗を決定する大きな役割を果たしました。太平洋上で激突した日米では、「航空母艦」と言う「船」に「戦う折畳み飛行機」を積載して、戦場まで運びました。その際、両国の艦載機のデザインコンセプトには大きな差がありました。

アメリカは、母艦に積む戦闘機の積載率を上げるため、大胆な主翼の折り畳み方を採用しました。「戦場に大量の兵器を効率よく輸送する」目的です。
設計の主眼を何とするか、という点でとても合理的な発想です。
主翼の根元に「蝶番」を設定し、翼を鳥の羽のように3次元的に折りたたみました。
畳むと「セミ」のような形になるので、格納庫に沢山の数を積み込むことができました。

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F6Fヘルキャット(米)

一方、飛行中に大きな力がかかる翼の根元に蝶番を設定したので、胴体と翼の主桁を頑丈にし、さらに防弾装備を装着した結果、機体の重量は増加しました。それに対し、大径の馬力の大きなエンジンを採用し、得られたパワーと大きな増装タンクで性能(速力、航続距離)及び、防御力を補いました。
外見は大振りで力強いデザインです。
「多少の重さには目をつぶり、パワーでねじ伏せる」アメリカ人らしいデザインです。
主力のF6Fでは出力は2000馬力で、重量は4200Kgでした。

一方、当時の工業力から、出力の大きなエンジンを持たない日本は、限られた条件の中で、性能(速力、旋回性、航続距離)を優先した結果、極力軽量で、主翼に肉抜きをした細い桁を多く設定し、また翼中に大きな燃料タンクを設けたデザインを採用しました。その結果、主翼の折り畳み部分は翼端のわずかな部分となりました。
ですから折畳時の母艦への積載性や、飛行機の防御力などは犠牲となったデザインでした。
ゼロ戦21型で 出力は940馬力、重量は1750kgでした。
少数精鋭で技量優秀なパイロットの望む軽快な操縦性(格闘性能)や作戦上の航続距離を重視したのでした。

ゼロ戦
零式艦上戦闘機21型(日)

折畳み自転車は(電動アシストは除き)基本的に「人力」で動くので、出力が一定と考えると、車重は軽い方が軽快な乗り心地になりますが、
特に日本人が「最軽量や軽快な乗り心地」を好むユーザーの多いのは、古くから伝わる、日本人独特の嗜好かもしれません。
他方「最小になる」や「最速」という「スペック」の訴求にも強い関心を示すようにも思います・・・

5LINKSでは、「基本的に転がして運ぶ」と言う所から「最軽量」を、また、「ママチャリを目指す」と言う所から「最速」を、さらに、縦にゴルフバッグ形状になると言う所から「最小になる」という条件は外していますのが、
・シンプルで軽く、軽快な乗り心地の自転車
にはしたかったのです。

色々と思考した結果、通常の自転車のホイールベース(前後車軸間距離)がほぼ1m、一般車のハンドル高が1mと言う事から、
ヘッドの部分に蝶番を設定し、両輪をまとめるアイデアとなりました。

折畳み
折り畳み方

折畳蝶番のデザインは、紙上の案や、ボール紙やプラスチック、CADなどを使い順列組合せで30-40種類くらいの仕組みが出ましたが、現在のデザインにまとまるまで、数か月を要しました。

ヘッド開発
ヘッド蝶番の試作案

そして、特許の申請、構造試作車へとデザインは進みました。

構造試作車
構造試作車

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アジアでの販売が本格化しています。
台湾・台北での旗艦店舗が5LINKS169・165の販売を開始し始めました。
「松山空港」の近くですので、台湾(台北)旅行や出張の際、心強い拠点となります。
お近くに行かれた際には寄ってみてください。

BIKEfun拜訪單車(BIKEfun Bike Store)
114台北市內湖區新湖二路251號1樓
1F., No.251, Xinhu 2nd Rd., Neihu Dist., Taipei City 114, Taiwan (R.O.C.)
+886-2-2792-9006
http://www.bikefun.com.tw/

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在亞洲的銷售已全面展開。台灣台北的旗艦店已開始銷售5LINKS 169•165。鄰近松山機場,是個讓人信賴並且感到安心的據點。若您有機會到附近,記得來店裡走走看看。

Our sales in some Asian countries are moving forward.
Our flagship shop in Taipei, Taiwan has started selling 5LINKS169・165. It will be the reassuring base for your trip to Taiwan as it is near the Matsuyama Airport.
Please drop in when your go near.

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5月5日は「サイクルドリームフェスタ2016」に参加しました。
朝から快晴です。昨日と変わって風のない日でしたので、日中はとても暑い一日となりました。
家族連れ、自転車好きのカップルなど、多くの人が訪れ、試乗車数多く、また、ステージでの製品紹介イベントなど盛りだくさんで、朝10時から午後4時まで盛況の日でありました。

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日本はゴールデンウィークです。関東地方の南房総では、早くも田植えのシーズンです。「米作り」のNPO参加も8年目に入りました。水温む棚田の中に「田植え足袋」で入る感覚はとても気持ちが良いので癖になります。今年は5LINKSも参加です。田んぼの周囲を走るのは快適でしたが、作業中はずっと中腰で苗を植えたので、後日とっても足腰の痛いことになりました。

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今回は、折畳み時の外形デザインの話です。
タイヤサイズは、決定しましたが、フレームの形状・折畳時の形状をどうするか?

大枠のデザインはすぐに決まりました。
実際に、電車に乗り込む場合、「ゴルフバック」や「トロリーバッグ:trolley bag」の形状になるものが一番便利であろうと言う事は、「旅行用バッグ」のデザイン進化の過程からも、容易に推察できました。
要は、「皆が電車に乗せる時に載せやすい物の形状が良いであろう」と言うほどの事です。

もちろん、開発前に何種類か試した「折り畳み自転車の扱いづらさ」、はほとんど、この点にありました。すなわち、「収納性」に重点を置いたものが多いので、小さくはなりましたが、公共交通機関に持ち込みづらかったのです。

ゴルフバッグ・トロリーバッグ

自転車は10kg内外もある道具なので、折り畳み中の移動を考える場合、できれば、担ぐことなくトロリーバッグのように転がして移動したい。

その為には、別にキャスターを付けるか、車輪を「キャスター代わり」に使うか?
余分な付加物は、重量増加の要因なので、同じ部品で、2通り3通りに利用できるものは、なるべく共用して利用しよう。と言う発想が出てきました。
今から考えると「5LINKSデザインの特徴である2WAY発想」です。

そんなことで、通常走行に使用するタイヤ前後輪を、折畳移動時の「キャスター」として利用するために、折畳時に両輪を平行にまとめることを考えました。

ここで、折畳時の外形寸法の設定を行いました。
奥行:車輪径35-40cmで奥行は決定しました。
全高:畳んだときの高さは、90cmから最大でも105cm。
余り低すぎると、移動時に掴みづらい。
また、身長170cmの私が、電車の椅子に着座したときに、視界を妨げないサイズが105cmでした。
全幅:両輪を重ねた場合、片持ちハブなどを使用すれば両輪を重ねた部分の幅(両車軸幅の総和)は、20-25cm、通常の両持ちハブを使い両輪を重ねた場合の幅は軸長から約30-33cmとなります。
しかし、クランクとペダルは左右対称でフレーム中心より、それぞれ15cm(合計30cm)は飛びだすので、脱着ペダルを使用しなければ、片持ちハブの選択はあまり効果を持たない。
また、実際に、両足で自転車を挟んで保持する場合、問題となるのは両車輪(タイヤ)のフットプリント(占有面積:約20cm)だけが問題となるので、スペック上の全幅はさほど大きな問題ではない、と言う事で、前輪だけハブ幅の短い物(OLD68mm)を利用し、後輪は多段化などの汎用性を考え、OLDは135mmと設定しました。
下のようなイメージの外観です。

概形デザイン

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街に本格的な「春」がやってきました。どちらを向いても住宅地の角々に植栽された「花々」が目を楽しませます。

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しかし私の眼は、空き地や、アスファルトの隙間から伸びる雑草の花々に注目します。

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種が風で飛んできて、誰が植えたわけでも無いようですが、そこに根付いた以上、はかない命であっても精一杯生きようとしている姿に「潔さ」「逞しさ」を感じます。
どういう訳か、その土地に適したような「小さく可憐」な花を咲かせます。その花になんとも言えない「愛らしさ」を覚えます。
当たり前の話ですが、人が見向きもしないような花でも、又、時には雑草としてむしりとられてしまうような花でも、ハナバチは忙しそうに蜜を吸い、受粉(世代交代)の手助けをしています。自然の仕組みは「適材適所」無駄が無く、寛容で、偉大ですね。

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さて、前回、5LINKSのアウトラインコンセプトを表記しましたが、各論です。

@5LINKSはママチャリと同等以上の走行性能をめざす:車輪径のデザイン

この事は、小径の、折り畳み車では、結構難しいと考えます。
5LINKSは折畳んで、小さくして保持する自転車です。
電車などの公共機関に積載する場合は、乗っている他の人に迷惑がかからないよう、小型の形状にまとまらなくてはいけません。
ドラえもんの「タケコプター」や「ローラーシューズ」ではないですが、畳んでポケットに入るくらいの大きさだったら便利だなという「小型化への夢のデザイン」は好奇心にあふれる頭の片方には、常に存在します。

タケコプター

ローラーシューズ

すると、必然的に、車輪はフルサイズの自転車よりも車輪の直径を小さく設定せざるを得ません。
A.ジャイロ効果
車輪を小さくすると、走行時の「直進安定性」が得にくくなります。
車輪は走行時、コマのような働きをします。「ジャイロ効果」などと言われます。回転すると鉛直方向に姿勢を保とうとする働きがあります。地球ゴマのようなものです。
自転車が面白い乗り心地の道具だと感じる一つの本質であり、運転になれると、そこそこのスピードで手放し運転が出来たりするのはこの効果のおかげです。

地球ゴマ

「ジャイロ効果」はコマが高速で回れば回るほど、もしくはコマの直径が大きいほど大きな効果が出ます。
自転車の乗り心地はその他にもいろいろなファクターに左右されますが、タイヤ直径は大きければ大きいほどふらつきが無く運転しやすい事になります。

一方、自転車の動力を伝えるのは人間で、主に「下肢」でペダルを漕ぐことになりますので、日本人の成人の平均身長が170cmで、現在の形状の自転車(ダイヤモンド型フレーム)形状であれば、よくある自転車のように、26-7インチ(66-70センチ)位の車輪径が合理的に、力を伝えることができる乗り心地の良いタイヤサイズとなります。

過去のチェーンと増速装置(ギヤ装置)が開発される前には、車輪の大きなオーディナリー型自転車等が作られました。チェーンや、増速ギヤの開発と共に歴史から消えていきますが、人類の歴史では、かなり大車輪径のものが作られていた時代があります。

オーディナリー自転車

B.路面状況と段差
もう一点、自転車が走行する路面には凸凹があります。
現在の日本では、ママチャリが走り回る路面状況は、ほとんどが舗装されています。
しかし、常用する路面には、「歩道の段差」というものが必ずと言っていいほどあります。

「歩道の段差を簡単に乗り越えられるか」
これも大きな問題です。

歩道段差

一般のママチャリが乗り越えられる「歩道の段差」でも、車輪径を小さくすると、難易度が増します。
「フロントリフト」(走行中、前輪を上げるテクニック)などを持っている人は、小径車等でも歩道の段差等はさしたる衝撃も無く乗り越えられますが、ママチャリドライバーであったら、極小径車(極端に車輪径の小さい自転車)は難しいかもしれない。

かような事情で、よく練り込まれたデザインとして、ママチャリの車輪径の設定がある以上、車輪径を小さくしていくデザインはリスクです。
もちろん、元々のコンセプトが「ママチャリ」を目指すのでないなら、その限りではありません。

「乗り心地の為になるべく大きな車輪径にしたい、しかし、収納性を考えると小さい車輪径の方が有利」
この範疇で、適正な大きさはどれか??を悩むわけです。

5LINKSはその点で一つの判断・決定をしました。
その要点とは、
「電車の中に、車体を引き入れた時に、ドア口の近くではなく、座席の方に引き込みたい」
「つり革を掴んだり、少し電車が空いているなら出来れば椅子に座ったりしたい」
と考えました。
その結果、
「折畳んだ時の形状を、ゴルフバッグや、キャリーカートのような形にしよう」

外人観光客

「両足で、車体を挟み込めばつり革を握れるのではないか?」
と言う所から、靴のサイズを基本に、車輪の直径を設定しました。

すなわち、日本人男性の脚のサイズは平均25-6cm、よって靴の外側の長さは約30cm。
前後に、少しはみ出たとして30-40cm位で良いのではないか?
・アジア人向けには35cm(14インチ)
・欧米人向けには40cm(16インチ)くらいが適当ではないか?

5LINKSが当初14インチ、輸出販売も視野に入れた5LINKS2では16インチ車輪径になったのは、こういった理由からです。

展示会などで、一般のお客様に、
「5LINKSは小径車だけど、日本でいうカテゴリーの最大直径である20インチ(451)は作らないのか?タイヤの選択肢が増したり、走行性能がもっと良くなるのでは?」
「極小径車ファンなので、8インチ位のものを作らないのか?形が面白いのでは?収納容積がもっと小さくなるのでは?」
等の、御意見をいただきます。

その都度、真摯に対応をしている次第ですが、かような質問は、現在の5LINKSの「設計のコンセプト」が変わるほどの問題なのです。

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@「熊本地震」に罹災された方に、深くお見舞い申し上げます@

新緑です。
山梨に出張した際に、里山を撮りました。甲府郊外の公園で休息中の5LINKSも八重桜の前でご満悦です。

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さて、前回までの3回に続き、実際の5LINKSを開発時のデザイン条件設定を描いていきたいと思います。
5LINKS14/16では、
「日本の便利な軽快車・シティーサイクル(所謂ママチャリ)を、電車バスなどの公共交通機関に積載できるようになったら良いな」と言う所が発端となりました。
ママチャリは実に便利な乗り物です。
読者の中には、多くは「値段が安い」とか「街にあふれている」「地味」「趣味性が無い」などと言う事を理由に、「えー、ママチャリが5LINKSの原点なの??」という「自転車好きの輩」もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は「ママチャリ」と言われる「日本の実用自転車」を大変尊敬しているのです。
こんなに素晴らしい道具が「ママチャリ」などという、少し見下されたような名称で呼ばれているところに悲しみすら感じます。
日本の社会の中で育まれ、この価格で、長い歴史に裏付けされた改良による利便性と、安全を担保できる自転車は、世界中見回しても、あまり無いのではないでしょうか?

ママチャリ

利点を挙げればきりがありません。
・価格がリーズナブル:1万円前後から5万円まで、多くの方が手軽に選択・入手できます。
・日本の土地にあった実用的な走行性能:実用時速は15-20kmでしょうか?
自宅から、もしくは職場から2-5km位の距離範囲を縦横無尽に走れます。
・乗り降りのし易いフレームデザイン:フレームが女性でも乗降に便利で、スカートでも乗車できます。
・実用的な積載性:前カゴや後荷台を工夫することにより、日常に必要な「荷物」や「子供」等の移動に活躍します。
・信頼のギヤ周り:日本のメーカーが長年の間に築き上げた、信頼性の高い駆動部を搭載し、長期間安全に使用できる。
・夜間ライトや、泥除け、チェーンカバーが取り付けられ、安心で服を汚さずに乗車できる。
等々です。
5LINKS開発では、小径や折り畳みの自転車では、この全ての条件は満たせないかもしれないけれども、なるべく日本の街の中で使いやすく、公共交通機関にも乗り降りがしやすいように、デザインを決めていきました。

すなわち、開発に当たり
走行に関し
・走行性能は「ママチャリ」並、もしくはトータルとしてそれを超える
・日本の道路事情(舗装路、歩道の段差など)を快適に走行できる
・搭乗者以外に積載が容易で10kg程度ものを積める
・ライト・泥除け等を付けられる
・街中で違和感のないデザイン(街に溶け込むデザイン)

公共交通機関積載に関し
・人前(街中)で素早く・目立たず「折畳・展開」ができる
・袋・カバー等の収納も簡便にでき、携行できる

・駅などで、担ぐことのないデザイン:できれば、車輪などで押し引きして移動できるデザイン
・押し引き状態で歩道の段差などでも安心して乗り越えられること
・最低限担がねばならない時の為に、なるべく軽い重量(10kg未満)

・車中で収まりの良い形態:接地面積が小さい事、車両への引き込みが楽なこと
・車中での保持が楽なこと:安定自立する、椅子に座れる

以上の条件を設定しました。

                                       続く

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「ヨコハマサイクルスタイル×ミニベロフェスタ2016」に5LINKSが参加します。試乗車も投入しますので、皆様ぜひご参加ください。

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ヨコハマサイクルスタイル×ミニベロフェスタ2016
開催日時:2016年5月14〜15日
会場:横浜赤レンガ倉庫(試乗も可能です)
URL:http://www.cycle-style.com/

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5月に開催される「サイクルドリームフェスタ2016」に参加します。皆様のご参加をお待ちしております。


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サイクルドリームフェスタ2016
開催日時:2016年5月5日
会場:神宮外苑絵画館前と周回道路(試乗も可能です)
荒天中止
URL:http://bikecology.bpaj.or.jp/bikemonth/2016/2016info.html


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営業を口実に、皇居千鳥ヶ淵に旧タイプ5LINKS14で寄ってみました。
桜は既に散り始めていましたが、散った桜で、路がピンク色の絨毯になっていました。
もう都心のソメイヨシノは終わりですね。

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前回、前々回に続き5LINKSの出生に係るお話。
大学を卒業し、社会人になると、自転車の活用はまた、趣味で遠ノリをするとか、通勤時に駅まで徒歩を補う道具となりました。

学生時代に総武快速線車内にロードレーサーを分解して搬入した経験をもとに、1993年に、「自転車のデザインコンペ」に応募しました。応募条件は「地球にやさしい近未来の自転車」と言う事でした。
私の応募作品のコンセプトは、「ロードレーサーの走行性を持ち、いざという時に「輪行」のように電車やバスに積載しやすい自転車」名付けて「FASTRAM」でした。
実態は、クロモリ製のロードバイクで、クランクをギヤ化して、チェーンを廃し、後ろ三角を省略したことで、両輪を外すとコンパクトにまとまるというものです。重量8kgでしたが、ホイールベースは85cmのショートホイールベースで、乗り心地は悪いと想像できました。
コンペでは「佳作」となり、5万円の副賞をいただきました。

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コンペ2

30代になると、自分の中で一つの事件が起きました。そのころは住まいが杉並区になっていましたが、利用していた「JR荻窪駅」西側区民駐輪場が区民センター併設目的の建て替え工事をはじめ、数年間使用禁止になりました。
杉並区の対応処置としては、駅の東側の駐輪場を利用することを告知し、また駅前の50坪ほどの空き地に代替の仮設駐輪場を設置しました。
しかし、仮設自転車置き場は駐輪のキャパシティーが不足していた上に、東側の駐輪場は距離的に不便で、その結果、荻窪駅の南口は、違法駐輪(というジャンルになると思いますが)の自転車が、商店街や、駅脇の道路にあふれました。
当然商店街他の住民の苦情を入れ、区は、違法駐輪自転車をトラックで遠方の自転車集積場に移動し、引き取り者に罰金を科しました。
この時に私は、考察をしたのですが、自転車利用に関し、区行政や住民・利用者がもっとキチンと話し合いをすべきであり、自転車利用者側だけをバッシングしていたことに心を痛めました。
そこで、一つのアイデアとして、通勤用程度の走行性能の自転車を、通勤時の電車に積載することが容易にできれば、違法駐輪が減らせるのではないか?という事を考えました。
今ある「ジテツウ」(自転車で通勤)ではなく、「途中から自転車畳んで電車で通勤」というわけです。
この考えを発展させ、「(身一つをもとにした)徒歩」を中心とした「都市生活」から、「自転車利用」を中心とした新しい「都市生活」のライフスタイルが生まれるのではないか?と想像できました。

そんな想いから、当時販売されていた、折り畳みの自転車、主に小径の物をいろいろ探してみたのですが、私のような目的で利用できそうなものがなかなかありませんでしたので、それでは、自分で作ってみようと考えたわけです。

このことが、5LINKS14・16誕生のベースとなりました。

3回にわたり、自分の自転車とのかかわりを書いてきましたが、幼少の時はおもちゃとして100mの範囲で遊んでいた自転車ライフも、10代までに実用の為に10kmくらいになり、20-30代で、自転車だけの行動範囲は遊びとして半径50kmにもなりましたが、現在はまた生活の道具として、自宅から駅までの2-5kmくらいです。
私のこれまでの人生では、自転車は靴と同様に必要不可欠な道具となっています。
さらに現在では、自家用車や、バス、電車などの公共交通機関との共用がはかれる乗り物として、自分の中に発展性の有る乗り物として存在しているのです。

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