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先日、MUSASHI/Rの450サイズ 初号機がロールアウトしました。
今までの500サイズはトップチューブ水平換算でシートチューブ長530mm トップチューブ長535mmでした(写真下)が、450サイズは水平換算で各シートチューブ長480mmトップチューブ長515mmとなります。
日本人では少し小柄な方向けとなります。(写真上)
なかなか綺麗なバランスに仕上がったと考えます。

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また、畳んだ時にもさらに少し小さくなります。

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ありがたいことに昨年の発売後、パタパタと納品が続き、今年新年に入ってからも、何人かのオーダーを頂きました。
しかし、現在フレームを作る材料がない、、また、溶接が出来ないのです。。
5LINKS の鋼材は7000番アルミを使っており、まとめて引き物として発注するのですが、そんなに数量が多くないので、次の納期は3月になってしまいました。
また、溶接をお願いしている埼玉の工場では、今シーズンのレース車両の仕事が目一杯入り、まともに5LINKS の仕事を受けられるのが7月以降との事、、
少量の手持ちのフレーム以外には、お売りする物が無いのです、、、
お客様には、ご不便をお掛けして大変申し訳ございません。今しばらくお待ちくださいませ。

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by online bahis casino

2022.07.09 Posted.

Thanks for the article. Much thanks again. Really Great. Isidro Sanderford

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5LINKS の開発は15年以上前に、公共交通機関との共用を前提としたデザインの移動体として、始まりました。
東京などの大都市は公共交通機関が発達しているので、エコで便利な乗り物が、公共交通機関と楽に併用できたら、ガソリンマイカーの減少とともに、どんなに便利な社会が訪れるか、と考えたからです。

ですから
開発当初は自転車の型に拘らず、スケートボードやキックボードなどのデザインも選択肢にありました。
当時、小児遊具であったキックボードが大人用としてちょっとしたブームになり(JD laser)、またセグウェイなどの電動走行体も話題になっていました。

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実際には、実用上で都心部などでの歩道段差の乗り上げや、社会の電動走行体に対する法規的な制約から、14インチ(現在16インチ)小径の折りたたみ自転車のデザインになって完成を得ました。
この時に付けたコンセプトコピーが表題にある
「PERSONAL URBAN VEHICLE」です。
(都市社会に馴染む移動体の意です)

それでも、この10年の流れの中で、鉄道会社の車内輪行規定の厳格化に合わせ、より利便性あると思われる5LINKS2の開発や密封型コロ付き輪行バッグ「リンコロ」の開発をしたなどの経緯がございます。
最近、新型コロナの影響で日本のライフスタイル変化を実感しつつ、また、自転車レーンなどが「形」として拡大しているなかで、
都市部の公道ではナンバーをつけなくては乗れないはずの、違法電動キックボードが通販で売られ、明らかにモペットのはずの電動サイクルが漕いでいれば自転車扱い、と言うような法律の角をつつくような移動体が街で散見されるにおよび、、、
今の日本社会が求める「安、楽、便利」の移動体が何なのか、再び疑問となり始めておりました。

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そんなおり、今朝の自転車通勤中、皇居お堀端の国会議事堂付近の歩道(皇居ジョギングランナーのよく走る歩道です)でゆっくりと1人ぽっちで走る電動車椅子の姿を見つけました。後ろには杖が固定されています。
一度通りすがりに覗くと、品の良い、しかしかなり高齢の女性です。。

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この辺りは左にお堀、右には国立劇場や国会議事堂などしかなく、とても人が住んでいる気配はありません。
今来た方には半蔵門駅が5〜600m,先には400m位に祝田橋のメトロ駅がありますがそこに向かっているのでしょうか?
あまりに気になったので引き返して声をかけて見ました。「失礼ですが、どちらへ行かれるのですか?」
すると、おばあちゃんは上品かつ江戸っ子のようなハキハキとした口調で
「麹町の自宅から銀座4丁目の方へ、、」
私「お散歩ですか?」
彼女「いえいえ用事があるので、、」
私「バッテリーは大丈夫なんですか?」
彼女「18キロは走れるんですよ。こんな状態なんで、他のもの(公共交通機関と思います、、)が使えないし、皆様にご迷惑をお掛けしますし、、」
私「お一人ですか」
彼女「ええいつも、、」
2〜3分立ち話をして
私「お引き止めして申し訳ない、お気をつけて、、」
と、その場をはなれました。

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うーむ、後でGoogle mapで調べたら、麹町、銀座4丁目の距離は徒歩で3.1キロ42分の距離とあります。
あの車椅子の速度だったら1時間以上は掛かるのでは、?
また、帰りの祝田橋から半蔵門までは結構な長い上り坂です。
私も毎日杉並から中央区まで片道1時間余自転車通勤してますが、おばあちゃんの片道1時間はそれはそれでリスクのある冒険だろうなー。。
でも電動シニアカーよりは使い勝手が良いんだろうな、、
彼女の発想と行動力、道具の使い方に感服をいたしました。
でも少し不安が残ります。。

「PERSONAL URBAN VEHICLE 」のデザイン
私も近い将来はこの世代です。
こんな方々をもっと安心にサポート出来る物作りが出来たら良いな、、と思いました。

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前にも挙げましたが、MUSASHI/Rはフレームがアルミ合金なので色アルマイト染色が可能です。
しかし、同じアルミ合金でも7000番系は色ノリが難しく、さらに物品がただでさえ大きい上、複数のパイプを溶接で繋げて作るので、素材の熱の入り方や酸化膜のつき方で染色のムラが出やすいのです。
そんな理由で今回の「青」を依頼されたお客様のフレーム染色も苦労しました。

ムラが出たり酸化膜帯が染まらなかったり、、
そのような試行錯誤の中、漸く一本がサンプルと同じ均質な染色で上がりました。(濃い青の写真、色サンプル入り)

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<瑠璃色:上写真>

このような作業の途中で、偶然にも本来と違う会社の染料を用いた事で異なる青に上がったフレームができました。(薄い青の写真)
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<薄藍色:上写真>

この色はお客様指定の青では無かったので引渡ししませんでしたが、上品な薄い藍色(調べてみると薄藍:うすあい、縹:はなだ、花浅葱:はなあさぎ、に近い艶消しメタリック)で仕上がりました。
車で言うとスバルのストームグレーメタリックに近い色です。

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怪我の功名、棚からボタ餅、瓢箪から駒、、、
アルマイト 屋さんの方から「脱色しますか」との連絡を受けましたが、あまりに面白い色なので、そのまま商品とすることにいたしました。
500サイズ「薄藍色」とします。注文可能です。
ご興味のある方は是非、!

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受注を受けております、5LINKS700cMUSASHI/Rのフレーム芯出し工程です。
関東圏のNJSフレームビルダーさんに委託しております。

日本で製造するということはメリットもたくさんあって、距離的に近い場所で作られていることも有利ですが、スマホ時代も相まって、工程の詳細を会話(相互コミュニケーション)であるとか視覚ビジュアルで、その都度確認できやすいということもその一つです。

勉強になることは、MUSASHI/Rではアルマイト仕上げのものと、セラコート塗装仕上げのものがあり、色アルマイトの発色に関しては、アルミ生地にかかる熱すなわちT6熱処理や、溶接がその色の出し方に大きな影響を与えてしまう反面、アルマイト仕上げの方がフレーム溶接後に熱をかけないこともあり、芯出しが容易ということのようです。
熱をかけるアルミの扱いにはいろいろな特性があるようです。

ステップごとに確認をしながら組み上げていきます。

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過日お知らせしたように、倉庫にあった補修用SHIMANO CAPREO 9速 を使用して、5LINKS 16を組み上げてみました。
Milk white 1色(4色デカール付),2wy career 付属
で 120,000円(税込132,000円)で販売致します。

台数に限り有りますので、ご興味のある方は当社もしくは取り扱い店までご連絡下さい。
対コロナ通勤仕様(税別4,000円高:リンコロ、チューブ各1入)
にも対応します。
「レバーシフターのタッチ良いなー。軽い、、これ使って通勤したらより楽だなぁ」と言うのが私の印象です。

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MUSASHI /Rはお客様オーダーカラーを採用しております。
現在選択肢は、アルマイト としての基本色(銀、黒)の他、色アルマイト として11色をラインアップしておりました。
また、塗装はセラミック系100色程度の中から選択で来ます。

今回お客様よりのオーダーで色アルマイト ピンク色(躑躅色)御座いましたが、残念ながらフレームチューブの一部に色ムラ出たため、色の変更をお願い致しました。

アルマイト会社さんと話あい、数度チャレンジ致しましたがなかなか上手く行きませんでした。
また同時に原因検証も行いました。

MUSASHI では7000番系のアルミ合金を使用しております。そもそもアルマイト は、カメラ部品やコップ、ボールペン、ネジ類など単品の小さなアルミ部品の染色に多く使われます。

自転車フレームなどの大きく、多数のパイプや金具を溶接で付けた複雑なものの染色難易度が高い。
また、T6や溶接工程など何度も熱がかかる部品もまた、均質な表面加工性状を得るのか難しい。
そもそも7000番系は2000番や5000番系よりも染色の難易度は高いそうです。

そのような条件下で今回のような薄く、明るい染料での発色が安定しないとの結果を得ました。

どうりで色アルマイト 仕上げの自転車フレームが少ない訳ですね、、

現在までに製造された、銀、黒、赤、青などの色は綺麗に出ているので、当座のところ、色アルマイト の指定受付は濃い色に限る事と致しました。

今後さらに、検証を重ね、また幅広い選択が出来るよう努力いたします。
アルミの調色に対する熱加工処理等、勉強の仕直しですね。

因みに、今迄通りセラコート塗装による色数は多く用意されております。

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MUSASHI/R に興味があるとの事で試乗来店された小径車乗りのお客様。
御試乗後、私の折り畳み分解説明中に、お客様が、やおら自らのショルダーバッグから黒い塊を取り出しました。
「DAHONの20インチ車用輪行袋を持っているんだけど入るかなぁ?」

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という事で、試してみるとー、
楽勝ではいりました。。

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「使えますね、これ、、」

当社では一応、マルトさんの縦型巾着バッグSEか、小径車用ZDを推奨しています、、、
(下の写真はマルトSE)

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「担いでも軽いですね」
「はい、105仕様で8.5キロです」
めでたくブルー(紺碧色)でのご成約となりました。

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700c折り畳みMUSASHI/Rは、メードトゥーオーダーです。それも純国産。。
製造する場合、某国の様に自転車のための集約工場地域がある訳ではありません。
当社は点々と存在する各工程の町工場を繋ぐ生産ラインを構築しました。

アルマイト 下地処理のお話

自転車は多くの工業製品の中でも製造工程や形状が単純でないので、それぞれの町工場がその特殊な作業を全て受け付けて見積もりしてしまうと、とても単価が高くなってしまいます。
ましてやムサシの企画では1ロット200台とか1000台とかの受注ではなくワンオフに近い製造です。
ですから、企画及び点と点を繋ぐ当社は、自社の技術でできるところは内製を活用してラインを作らないといけません。

そんなところで、今日のお仕事。

今回は、お客様が特殊色のアルマイト を希望されました。
まずは横浜のアルマイト 屋さんに連絡し、大型の染色槽の使用をお願いします。
そうです、アルマイト にとって自転車フレームは大型の染色です!
次に、社内では、アルミフレームの磨きにかかります。ムサシでは単色アルマイト の場合、全体はサンドブラスト処理をしますが、ロゴは同色のポリッシュ浮き文字となります。
元々アルマイト染色は塗装と比べ、溶接痕周囲の皮膜や細かいキズを磨いておかないと仕上げにそのまま反映されてしまいます。
大きな自転車は全体の色ムラなどの管理も大変!
さらにムサシの7000番系アルミは染色が2000番や5000番に比べ難しいのだそうです。

フレーム本体は、粗目から400番まで磨いていき、ロゴ部分のポリッシュは800.1500.3000.7500.9800と鏡面仕上げにしていきます。
それから脱脂処理後にマスキングデカール貼り、、

時間がどんどん過ぎていく、、
あー腕が疲れた。。ようやくデカールを貼りました。
これでアルマイト 屋さんに発送出来る。
次はサンドブラスト工程ですね。
染色はどんな色に仕上がりますか、、

今日はお酒が美味しいかなー。
国産って大変ね、、
あ、これは国外でやっても大変かー
誰かがどこかでこの手間をかけているのね、、
あ、こんなめんどくさい仕上げの自転車あまり市場に無いのね。。

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小柄な方や女性の方に朗報ですよー。

現在販売中のMUSASHI/R は500サイズ(トップチューブ ホリゾンタル換算で530mmサイズ)です。
身長165〜175cmくらいの方を対象に設計をしています。
その他530サイズ(トップチューブ ホリゾンタル換算で560mmサイズ:170〜185cm以上対応)の設計図を保持しています。

MUSASHI 製造の場合、フレームの前三角と後ろ三角部品はバラバラに製造します。通常の自転車製造治具のように、ダイヤモンドフレームのパイプ長さを可変出来る治具で製造していないので、サイズ毎に治具製造が必要です。
この度、450サイズ(トップチューブ ホリゾンタル換算で約480mm: 155~170cm対応)の製図をおこし始めました。
トップチューブの短小化とスローピングが少しきついデザインになります。

折りたたみ自転車なので、折り畳んだ後の機能的検証も必要ですが、治具製造も含めまずは試作開発することになりました。

ロードバイクなので、折りたたみであってもサイズ違いが必要でしょう、?との疑問から企画をいたしました。
コロナ終息なきこの頃ですが、秋、年内には発表発売したいと考えております。

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by ゴトウ フミオ

2020.12.13 Posted.

前略
いつもお世話になり、ありがとうございます。
今回は、武蔵−Rについてでございます。
いくつか教えて下さい。
1.450サイズを希望しますが、出来上がりは、いかがでしょうか?
2.ヘッドセットのタイプは、2ナットでしょうか?インセットでしょうか?それともこれら以外でしょうか?
3.カラーは、ピンク色を考えておりますが、色見本(セラコート)を拝見できますでしょうか?
4.タイヤは、28cを入れたいのですが入りますでしょうか?
5.どこかで現車を拝見できますでしょうか?
とりあえずは、以上でございます。
よろしくお願いいたします。
早々

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先日、コロナの影響でか自転車通勤を予定しているお客様から、ご連絡。
「5LINKS16に興味あるのだが、会社のロッカーにはいるか?」との問い合わせ。
ロッカーサイズは幅25cmx奥行き50cmとの事。

「トレンクルを始め、折り畳み最小はどの自転車か?とかJRコインロッカーに入るのは?とか新幹線車両に入れるのは?とか小径折り畳み自転車のジャンルは何年かに一度、こんな話題が出るなー、、」などと思いつつ、検証して見ました。

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奥行きカタログスペックは40cmなので、荷台つけても50cm未満。

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最近のハンドルバーは「両折り」タイプなので上部の幅は25cm未満行けそうです。
下部はカタログスペックでは幅34cm表示なので工夫が必要。

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ペダルを純正折り畳みから脱着ペダルに変更し、両輪留めカップリングを使用しないで、車輪を上下にオフセットしてたたむと、、
あら不思議、、24cmにまとまりました。

実はこの手は、当社が展示試乗会などで、多数の5LINKS を車に積載する時に使う方法です。
試しに自社のロッカーにいれたら無事はいりましたので、結果をお客様に伝えました。

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高さは10cmほど高くなります。
ご購入に繋がったようです。

後日、ご購入のお客様から、ロッカー入れのお写真をいただきました。(最初の写真)

でもね、職場の駐輪場環境が良くならないと、自転車通勤は増えませんよねぇ。

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