2020.04.29 / BLOG NEWS & RELEASE デザインと開発(Design & develop of products) 告知(Notice)
「対コロナ自転車通勤仕様」を発売いたします。
自分なりに深く考えた上で、このほど「5LINKS16 対コロナ自転車通勤仕様」シリーズを販売することに致しました。
私は三月下旬より、自身の通勤中の東京都内の感染リスクを低減する為に、5LINKS 165により自転車通勤(雨天除)開始しました。
パンクの経験も致しましたが、杉並から中央区まで往復40km前後を毎日重ね、この期間だけでもひと月の走行距離は1000kmを優に超えました。
今週月曜、火曜日は、東京地方雨あり、仕方なく電車通勤と致しました。朝晩の井の頭線急行の混雑率は未だ30〜40%。
皆様労働者の風体です。
職場回りに聞けば「基本リモートワークだけど週一回は出勤です」みたいな方々の集団です。
5月連休明けまであと10日、これで都内のコロナは本当に終息するのでしょうか?
東京は「不要不急」ではなく「要・急」の方だけもかなりの人が移動します。
今回の緊急事態を考察すると、今後の都市部でのライフスタイルはどうしても変革される必要があるのではないかとつくづく考えました。
・行動変容、低リスクの自転車通勤
振り返って5LINKS。
今回の自分の体験を通じて、5LINKSの走行性能は、改めて都心への通勤ツールとして十分耐え得るものと確信しました。
しかしパンク、突然の雨天等での対応はどうするか?
最悪、パンクに対応できる備品の装備有れば修理可能で、リンコロバックさえあればテンポラリーに電車バス、または折り畳んでタクシーへ回避する事ができ、その点で一般の自転車より有利です。
私はリュック背負い、帰宅前買い物袋ハンドルに掛け運用しますが、より重く、多くの荷物にはどう対応するか?
2ウェイキャリアを付帯して積載することにより解決できるでしょう。
緊急事態宣言下、身辺の安全と、直近の生活を守らねばならない時期ではありますが、自転車通勤を行うことによって、
ソーシャルディスタンシング以外にも健康維持や交通費等のコストセービングをすることが可能と思います。
5LINKS であれば「低リスクの自転車通勤」を実践できる。
私たちの自転車特性の原点に戻り、さらには、お客様へ手の届き易い様にパッケージを組めないか?そんな考えに至りました。
5LINKS 167
最近に、microshift外装7段仕様の5LINKS 167を少量輸入致しました。
これに、リンコロバッグ、2ウェイキャリア、予備チューブ1本をつけ
87000円(税込95700円)(カラー:ミルク)の価格の設定としました。
5LINKS 161
シングル仕様にリンコロバッグ、2ウェイキャリア、予備チューブ1本を付け
82000円(税込90200円)(カラー:ミルク)
5LINKS 165
Shimano 内側5段仕様にリンコロバッグ、2ウェイキャリア、予備チューブ1本を付け
109000円(税込119900円)(カラー赤・黒)
とします。(4月28日より:ただし現在最新リンコロバッグver 4入荷待ちの為バッグは到着しだい逐次発送予定)
この仕様であれば、後に前照灯、簡単な携帯工具、ポンプさえ入手し、健康体であれば、一般の自転車よりも低いリスク(天候変化や、故障、突発的なアクシデントによる遅刻など)で都市部の通勤環境を構築できるはずです。
健康維持、目下の生活も大変なこの時期とは思いますが、今回の事象を機に、自転車通勤に利用していただき、担がない、簡単に輪行ができる、低リスクの通勤に必要十分の5LINKSを是非ご体験いただき、自転車通勤に対する敷居を是非下げて頂けたらと思います。
在庫数量には限りがございますので、売り切れ御免という事でお願い致します。
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「700c MUSASHI/R」用 カラーアルマイト 見本できました。
(左列上から下に シルバー、黒、赤、青、 左2列目 金、オレンジ、紫、ガンメタリック、3列目 紺、緑、シャンパン、青竹、4列目 ピンク)
左上の銀、黒色は基本料金22万円(税別)
その他は1万円高になります。
実際のフレームでは、車体部分は梨地仕上げ、ロゴは同色艶浮文字仕上げになります。
納期は、現在、在庫あるものは2週間程度、希望色塗装出しのものは2~~3か月待ちとなります。
銀
黒
赤
青
セラコート塗装:白地に金
ご要望にお応えし、セラミックコート多色塗装もお受け致します。費用・納期は問い合わせとさせていただいております。
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マルト(大久保製作所)の方のアドバイスを得て、同社製輪行袋 SE (フルサイズ縦置き輪行袋)を検証用に入手。
以前に購入した小径車用輪行袋 ZD 、簡単タイプRK02との比較テストを行いました。
最寄り駅前まで自走し、おもむろに輪行袋収納。
MUSASHI の折りたたみには慣れて来たので、ゆっくりやって2分弱
今回地下鉄丸の内線は30分程の移動で、混雑時ではないので、タイヤ、ハンドル等のストラップでの固定は割愛。
SE のフットプリント(設置面積)はZDより少しだけ大きいくらいか、、
ZDの袋上下解放型より、SEは単純な袋型なので、軽いMUSASHI であれば、上からの挿入は容易です。
生地の厚みは同じくらい、結構しっかりしています。
でも純正の肩掛けストラップの取り付けに手間取り、折りたたみはじめからパッキングまでには5分少しかかりました、、、平ベルト金具付きのストラップよりベルクロ付きの肩掛けストラップの方が早く便利と思うな、、
もう少し手際良ければ4分台は余裕ですね。
いつも通り、電車内は遠慮して車掌室前に置く。
でも写真でわかる様に、MUSASHI の袋コンパクトさは自分でもウットリ、、、
これなら普通のドア口横でも全然行けます。
袋を置いてある、車内床面の濃い茶色の部分が座席着席客のつま先の目安です。
袋の小ささから輪行の周囲目線からのストレス軽減はお墨付きです。!
やってみて分かる、自分のみならず他人様へも快適性を感じる一時です。
この袋を目安に、もっと軽い純正袋が出来れば良いな〜
開発は続きます。
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2019.11.21 / BLOG お店紹介(Store introduction) デザインと開発(Design & develop of products)
5LINKS MUSASHI/R 輪行実証テスト2
土曜日夜は明け方4時まで飲み会が続き、今朝の起床は9時、、、
良いお天気だ、風もなし、海が綺麗~
体だけが酒で錆び付いている、、
同宿の友人がチェックアウト後に早いお昼を摂ろうと提案、
近くの漁港の魚料理屋さんに行く。頼んだ定食は物凄いボリューム。
真鶴半島を観光し、さて解散。
MUSASHI/Rに乗って、小田急線沿いに帰路に着く
疲れたところで輪行しよう、!
小田原、松田、秦野を通ったら、そうだ5LINKS の代理店さんがあった、!と気づき、秦野本町の「片野自転車店」に寄ってみる。
チラシの一部でも用意しておけば良かったと悔いたが、逆に美味しいコーヒーをご馳走になる。
カタジケナイ、、
夕暮れも近くなり、もう少しだけ走ろうと思い厚木方面へ。山の夕暮れは早い、伊勢原で真っ暗に、、
そうだここにも取扱店がと「CH.ドンキー」さんのドアを叩く。少し商品説明のお時間をいただき、伊勢原駅へ、ノロノロと到着。
ゆっくりと10分弱かけて、輪行袋に収納。
小田急線急行に乗り込む。
小田急線の車輌端ドア横のスペースはちょうどいいなと思いつつ、端っこの座席に座れたので、、輪行袋を保持しつつ、
酒の飲み過ぎか、寝不足か、睡魔に襲われてコックリコックリ。
小田原サイクリングはGoogle mapで調べてみたら約50kmの行程でした。
今回の電車終着点は下北沢乗り換えで、井の頭線久我山へ。
下北沢駅は駅舎のリニューアルで奇麗になったけれど、井の頭線までの距離は遠くなりました。
MUSASHI/Rは軽かったからいいけど、輪行には不便になったかな、、
久我山はコンパクトな駅です。すぐに展開し、そこから自走。
MUSASHI の乗り心地は上々だし、輪行は軽くて簡単便利。
心地よい疲労感の週末でした。!
今度は如何へ?
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先週末はプライベートの宴席出席を兼ねて、MUSASHI/Rの「輪行実証テスト」で神奈川県真鶴へ出張しました。
自宅から、荻窪、新宿、小田原を経由し真鶴半島の宴席会場へと、どの部分を走行しようかと前々から色々なパターンを考えていたのに、実際には昼の2時過ぎまで別用が入り、慌てて袋に詰めてあった自転車を抱えて出発。
そのようなことで家の近くのバス停で、バスを待つも、土曜日の昼ダイヤで待てど暮らせど来ない、、
仕方がないので荻窪まではタクシーを利用しました。
「後ろに積みますか」と聞くと、「座席でいいですよ」との返事、ずいぶん余裕がありますね。
新宿までは始発駅なので乗りやすいと思いメトロ地下鉄地下鉄丸ノ内線、最初だから邪魔になれぬよう車掌室の後ろに設置。
新宿からは小田急線、当初予定していたロマンスカーをやめ、一番近い発車時間の急行に乗車。
さすがに小田原からは自転車で行こうと考えていたのですが、松田を越えるくらいにはもう日暮れが迫り、
夕景の富士山の影がキレイ、、と車窓から写真をパチリ。
結局、小田原でJR東海道線に乗り換え、真鶴駅で下車。。。
この自転車、ドアの横でも全然邪魔にならない・・
あたりはもう暗くなり、、
何のこっちゃ電車の旅でした。
たたんだMUSASHI はコンパクト、袋はマルトの折りたたみ自転車用輪行袋ZDを流用。
車内でもドア横に置けるし、8kgは運搬も便利。
真鶴での展開時間は袋の紐解きからライトの装着点灯、ゆっくりやって、走行状態まで4分半、!
真っ暗ですが美しい半島道を走行し、無事会場へ、
今日の走行は、徒歩で駅から30分かかる山道をMUSASHI/Rで5分疾走?、、これだけ、、
古民家宴席会場には、メンバーが勢ぞろい。
素晴らしい食事で、乾杯!
明日は走るぞー!!
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2019.11.11 / BLOG NEWS & RELEASE デザインと開発(Design & develop of products)
MUSASHI/RがJIS D9301付属書 2019改訂 繰り返し荷重試験 に合格しました
MUSASHI/RがJIS D9301付属書 2019改訂 繰り返し荷重試験 に合格しました
サイクルモードも無事終わり、また700c 折りたたみMUSASHI の話題ですが、
この度5号試作車が、VIA (日本車両検査協会)のフレーム強度テスト
JIS D9301-2019 フレーム繰り返し荷重試験
スポーツ専用自転車レーシングバイク基準 付加荷重1100N 10万回
に合格しました。
このテストに何の意味があるかと言うことですが、MUSASHI は昨年、同様の試験、耐振動75kg10万回及び繰り返し荷重850N10万回に4号車が連続して合格していたのですが、、
今年に入りこの試験内容が改訂され、振動試験の廃止と、繰り返し荷重試験はスポーティ車、シティ車、小径車、実用車は1000N、レーシングバイク1100N,マウンテンバイク1200N に引き上げられたのです。
それでは折りたたみながらロードバイクの一番辛い試験を受けてみようと、レーシングバイク基準に挑戦したのです。
MUSASHI のフレームは無事合格、ハナマルです。
この基準はヨーロッパのENスタンダードにも通じますので、ヨーロッパでの販路も構築しやすくなったのです。
折りたたみフレームでも強固なのです。
(試験成績書の写真はいつものように、コピー防止の為のボカシを入れています)
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遅ればせ、フレームの特殊な塗装が上がってきました。
5LINKS は折りたたみ自転車で、摺動部が多いです。また、輪行を前提に考えているので、最終塗装は軽く傷に強い仕上げにしたいのです。
自転車に使われる塗装は、リキッド焼き付け塗装が一般的で、薄い水デカールとクリア塗装を利用し、バラエティなデザインに富んだ美しい仕上で、現在の市場を占めています。
しかし、皮膜強度と言う点では、粉体塗装(パウダーコート)や色アルマイトが一歩上のようです。
粉体塗装は通常の事務家具や車両部品などに使われる汎用の塗装法ですが、日本の自転車界でそれをワンオフの物として行う場合、何故か滅法高価な方法となっていす。。
3.4号車では、単色アルマイト(赤)と2色(ダブル)アルマイト(銀地に青)を試みてみました。
色アルマイトは石油系塗料に比べ軽く出来き、硬度も上がります。一方、染色は一回勝負なので多部品で大きなものを染める場合、色ムラや生地の性状をそのまま反映する為、各所に細心の注意を必要とします。
今回の5号車では、縁あってセラコート(ceracoat)と言う米軍の銃砲等の指定塗料による特殊塗装を試みてみました。
この塗料の利点は通常のリキッド塗装に比べ皮膜硬度が高いこと、皮膜厚が薄いので、軽く出来ることです。またエグゾーストパイプに使える耐熱性の高いシリーズも有しています。
5LINKS には「ニッケル」と言う少し黄味を帯びた銀地に「グリーン」のロゴで仕上げてみました。
首を垂れ、黄色味を帯びてきた稲田に武蔵野丘陵の緑をイメージしてみました。
これから行う予定のENスタンダードフレーム耐久テストに合格したら(破壊されなければ)11月のサイクルモードショーに出品する予定です。
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MUSASHI/Rの発売に向けて漸くまた一つの山を越えられそうです。
この自転車の利便性に必須のアイテム、ハンドルバー角度可変装置(仮称 5LINKS stem extensions)の量産に目処が立ちました。
ステムの先の部分の部品です。
先に、台湾の自転車試験センターCHC(財団法人自行車健康科技工業研究発展中心 Cycling & Health Tech Industry R&D Center ) に於いて、日本やヨーロッパが採用している、ISO4210のハンドルステムに関する4つの試験項目を全てクリアしました。
(検査結果用紙の刻印や番号等はコピー防止の為ボカシを入れています)
NITTO の軽量アルミステム(UI-21 バークランプ径31.8mm)
に対応し、クイックレバーにてハンドルバーの角度を簡単に変更できます。
これにより、フォークを180度回転したり、ハンドルのシフター等の突き出し部分を少なくしたりが簡便に行え、輪行時の簡単、省スペース化に威力を発揮します。
さらに、セーフティとしてクイックレバーが緩んでも回転を防止するノブ付きクランプを付属しています。
ステム長(60〜120mm)や、ハンドルバー(31.8mm径)は選択肢があるので、好みに合わせる事ができます。
MUSASHI ではフルサイズの700cを小さく折り畳もうと言う事で開発が進みましたが、このパーツは、もちろん一般のダイヤモンドフレームロードバイクの輪行時のフレーム小型化にも有効です。
よって単品としても販売予定です。!(価格未定)
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梅雨の季節、泣き出しそうな雲の週末、早朝から埼玉県の工場へ、MUSASHI/Rの試作フレームの引き取り。
緑深い武蔵野に、秘密基地の様に佇む建屋の中では、H社のレース車両部品作りが忙しく行われています。
そんな慌ただしい最中、当社の様な弱小企業の仕事をこなしていただいた事に、感謝、感謝です!!
今企画の試作車も、早5台目! FLMT05号車です。
5号車はヨーロッパの安全基準であるENスタンダード 側方繰り返し疲労試験(既にJIS試験は昨年にパス)と、初めてお願いする特殊な塗装の仕上がり確認に使用される予定です。
我フレームは、熟練の職人さんが作る私好みの太さの溶接ビードが美しいです。
まさに武蔵。
カーボンフレーム全盛の影響で、スムーズウェルド仕上げの印刷文字のようにつるんとしたアルミロードフレームが多い昨今、失敗の許されない かつ作り手の筆跡が刻印されたようなビード仕上げが、やはり良いなーと感じるのは、私がアナログ世代の出身だからでしょうか??
この後はアルミ生地を整えて、やはり東京の塗装職人さんのもとへ引き継がれます。
このフレームはどんなお顔になるのかな?
1 Comment
by 山好き自転車乗り
2019.07.14 Posted.
MUSASHI/R 旅用の自転車として注目しています。
各地の林道を走るのが趣味なので、ディスクブレーキ(機械式)対応で、40c位のタイヤが履けるようになったら個人的には理想なんですけどね。
陰ながら応援していますので、頑張って下さい。
2019.01.19 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products)
MUSASHI/R 04 お化粧
梅の花のつぼみが見れる時期となりました。もう少しで春。
5linksbike MUSASHI/Rの走行テスト車両FLMT04 にもヘッドマーク を打ってみました。
振動試験用の03とは別に、試作段階で乗り回して見るつもりの車両ですが、やっぱりお化粧してみたくて、色々なことしてみました。
この真鍮レーザーカット加工は兵庫県の切断堂さんという
宝飾品製造会社にお願いしました。
https://setsudando.jp/
メイドインジャパンです。
もちろん、この7N01アルミのフレームは武蔵国(埼玉県)の工場製造。
溶接はカーボンエアロデザインから血を引く、最近流行りのスムーズウェルド(ダブルウェルド)ではなく、端的に職人さんの技量が見えるビート仕上げにしました。。
ごまかしは効かないのですよ。!
印刷に見えるロゴは、神奈川県のアルマイト処理会社による、難しい2色のダブルアルマイトという加工に挑戦です。これもまだ試作でもう少し美しくしたいのですが、ごまかしの効かない
一発勝負です。
塗装より軽量で(塗装による重量増加がゼロ)、アルミの表面被膜強度が上がります。
また、塗装よりも皮膜薄く、うまくいくと溶接ビートが引き立ちます。!
ステッカー作ってみました。。ちょっと右翼っぽいですかね、、
お嫌いな方は、剥がしてご使用くださいませ。。
細かいこと言うと、「MUSASHI/R」の字体は、日本人の小林章さんがデザインした、akkoというゴシックデザインです。
また、ステッカーの毛筆「武蔵」は、これまた日本人の 青柳衡山先生がアナログで14000字書いてコンピューターフォント用に作り上げた、衡山フォントと言うものを使いました。。
日本人にも奇特な方がいらっしゃるのですねぇ。
ともあれ、現在の可能な限り、オールジャパンを目指します。
by 金海 成勇(かなうみ せいゆう)
2021.09.10 Posted.
神戸市に住んでいます。
通販などで、購入可能でしょうか?