春になるとお尻がムズムズしはじめて、どこか「お外」に出かけずにはいられない。その原因が、気温や湿度、陽の光、風などの外的要因なのか?それとも、体の中のバイオリズムや新陳代謝の程度のような生理的要因なのか?はたまた、幼少のころからの「刷り込み」や「楽しい体験」などの脳内記憶の蓄積なのか?
そんな理屈っぽいことは横に置いておいて、野山で遊ぶのは気持ちいいですね。
成人になると、「お酒の摂取効果」も加わり、休日の外出は楽しいものとなります。
最近は5LINKSも大活躍です。
さて、前回までは全体的なお話でしたが、5LINKSでは、その機能的な部品に「新しいアイデア」が入り込んできます。今回は「2WAY シンプル化の発想」の話です。
折り畳むと「ゴルフバッグ」のような形状になり、「キャリーバッグ」「トロリーバッグ」のようにごろごろと転がして行く。というのが5LINKSの機能ですが、それを支えるために、色々な工夫がしてあります。
車体重量を軽くしたいことは、前回でも書きましたが、自転車は沢山の部品の集合体なので「軽い部材・部品」を使うという方法が一つあります。しかしこれには制約があります。すなわち、サドルにしてもクランクにしても、一般に軽いものは「コストが高い」のです。
カーボンやチタンのフレームを使ったり、上級の変速装置を採用すると、製造価格がどんどん上がって行きます。
そこで、デザイナー的には、デザインの工夫でそれを補えないかを考えます。
5LINKSでは1つの部品を2通りの使い方で使うことによって、デザインで軽量化と合理化を図っている所が複数あります。「2WAY化」のデザインと言っています。
@ コロ
5LINKSでは、「デザインコンセプト」6で掲載した「タイヤ」などが一つの例です。
すなわち、折畳み自転車を畳んで転がす場合、付加物として「コロ」などの車輪を付けることが多く行われますが、これでは、この目的に「一つの道具」が使われてしまいます。「重量」が加算されるわけです。
5LINKSでは、自転車の車輪の両輪を折畳時の「コロ」として利用しました。
「タイヤ径」のところでも書きましたが、「コロ」は小さいより大きいものの方が「ころがし性能」も高いのです。
@ 取っ手(Folding Handle Bar)
折畳んで押したり引いたりするためには「取っ手」がいります。
5LINKSでは、自転車として使う「ハンドルバー」を「取っ手」として使います。
一方、折畳んだときの幅径を小さくするために、独自の折り畳み式のハンドルを採用していますが、左右両方ではなく、あえて幅径短小に効果のある左側だけを畳むようにしています。軽量化の為の工夫です。
@折畳み時の取っ手(グリップバー:Grip Bar)
折畳んで転がしていても、階段や部屋に持ち込むときには、車体を持たなくてはいけません。
その時に5LINKS1では少し苦労しました。5LINKS2は「グリップバー」と称した、「にぎり」のパイプを、フレームの中程に設定しました。
重心点が低くなるので、10kg程度の車体も、男の人であれば片手で保持ができます。
このバーは元々フレームの為の構造補強材でした。フレームは、BB(ボトムブラケット)のところに大きな力がかかりますので、通常のダイヤモンドフレームでは、「ダウンチューブ」「チェーンステー」の他に、「シートパイプ」の3本のパイプが接続しています。フレームの強度を保つためです。5LINKS2では、その役割の一端を「グリップバー」が担っています。
@両立スタンド(Dolphin stand)
普通の自転車として走っているときも、折畳んだときも、スタンドで自立したい。
そんな理由で、アルミ製の両立スタンドを、専用に作製しました。
普通の両立スタンドより、旋回の角度が大きいのです。
「一本足のバースタンドでいいじゃん」「ママチャリのスタンドみたいでカッコ悪い」などという評価もありますが、揺れる電車の中などでしっかりと自立する「機能」を優先しました。
@2WAYキャリヤー(2way rear carrier)
5LINKSのコンセプトでは、「自転車には10kg程度の荷物を積んで、電車を利用しながら使用する」というようなイメージがありました。
ですから、5LINKS1にも「専用荷台」はあらかじめ設計の予定がなされていました。
その上で、「その荷物を、駅の改札前などでいちいち下すことなく積んだまま、輪行のポジションに入りたい」と考えました。
その結果、「折り畳み状態で、荷物を積んだキャリーカートのようになればいいな」というイメージが膨らみました。
そこで
・走行中に10kgの旅行鞄を無理なく積載する
・折りたたむと自立する脚となり、また自転車がキャリーカートになる
の2WAYに使える荷台を開発しました。
しかし、実際に作ってみると、大きなな荷物が積めないことが判りました。なぜならば、小径の自転車は、タイヤ径が小さく、その直上に荷台があるので、ペダルを回転して自転車を走行していると、足の「かかと」が、幅広の荷物と干渉してしまうのです。
実際に、多くの小径車には荷台の設定やオプションがありますが、多くは「大きな荷物は積めない、A4のファイル程度の幅しか使用できない」現実があるのです。
そこで、5LINKS1ではもう一工夫して、幅の広い荷物を積載するときには、荷台面に傾斜するパーツ(「はしご消防車」のように傾き、荷物を積載する板)を付加しました。
泣く泣くの対処でした。しかし、これで幅広の荷物が容易に積載可能になりました。
5LINKS2ではさらにシンプルに、荷台面本体が傾斜するようにデザインを改めました。
これで、常識的な「機能」と「軽量化」の両立ができました。
その他にも、5LINKSを観察していただくと、いくつかの「2WAY」合理化のデザインが見つかると思います。機会があれば紹介しますが、もしよろしければ、探してみてください。
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2016.05.11 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products)
「デザインコンセプト」7 折り畳み蝶番
ようやくゴールデンウィークの期間が終わりました。
展示試乗会などの合間をぬって家族サービスです。
この時期は、毎年南房総で「田植え」です。
最近では、地方の農業用道路もほとんどが舗装され、自家用車に積載した5LINKSも、畦道には入りませんでしたが、小回りよく活躍しました。
前回で、折畳時の車体の形状が決まりました。
ではどうやってその形状にするか??
畳むとゴルフバッグのような形にするためには
展開時の車両の、どこかの場所に「蝶番」を使用して畳む、と言う事になります。
私の印象としては、第一に、
・「軽量にしたい」
・「フレームを折りたくない」
・「なるべく折る部分を少なくしたい」という願望がありました。
なぜならば、今までの多くの折り畳み自転車に反省を感じていたのです。
小径折畳車は「車輪が小さく可愛らしい」というイメージを持ちます。
しかし、小さくてかわいらしいので「軽いだろう」と思いきや、
同じタイヤ径の展開されたままの自転車よりも「重い」のが常です。
当たり前の話なのですが、折畳むために「蝶番」を備えると、
・その部品の分重い
・折り畳み部分の剛性(強度)を確保するために、周囲の部材が厚く重くなる
と言う制約がかかります。また、折り畳み部分を作ると、工作の精度も要求されます。
すなわち、小径の折り畳み自転車はその見た目に従い「可愛くて、軽い」のではなく
折畳を複数・複雑にすればするほど、「重く」「剛性が低下し」「乗り心地が低下」する傾向があります。
また、「デザインコンセプト5」でもあるように、タイヤが小さい事も災いして、
乗り心地の為の設計の自由度が少ないという素地もあります。
乗用車の開発でも同じようなことが言え、クローズドボディーの車より、屋根の畳めるコンパーチブルの車の方が、一見、「軽やかで」「爽快な」イメージがありますが、その構造ために、重量が重く、また剛性も低下する傾向にあります。
「爽快感」を演出するために、オープンカーを設計し、製品化している技術者は、大変な苦労をしているのだなあと感じます。
折畳み自転車のデザインポリシーは、「艦載戦闘機」のデザインコンセプトにも重なるところもあると考えます。
先の大戦で、航空機どうしの戦闘は、戦場の勝敗を決定する大きな役割を果たしました。太平洋上で激突した日米では、「航空母艦」と言う「船」に「戦う折畳み飛行機」を積載して、戦場まで運びました。その際、両国の艦載機のデザインコンセプトには大きな差がありました。
アメリカは、母艦に積む戦闘機の積載率を上げるため、大胆な主翼の折り畳み方を採用しました。「戦場に大量の兵器を効率よく輸送する」目的です。
設計の主眼を何とするか、という点でとても合理的な発想です。
主翼の根元に「蝶番」を設定し、翼を鳥の羽のように3次元的に折りたたみました。
畳むと「セミ」のような形になるので、格納庫に沢山の数を積み込むことができました。
F6Fヘルキャット(米)
一方、飛行中に大きな力がかかる翼の根元に蝶番を設定したので、胴体と翼の主桁を頑丈にし、さらに防弾装備を装着した結果、機体の重量は増加しました。それに対し、大径の馬力の大きなエンジンを採用し、得られたパワーと大きな増装タンクで性能(速力、航続距離)及び、防御力を補いました。
外見は大振りで力強いデザインです。
「多少の重さには目をつぶり、パワーでねじ伏せる」アメリカ人らしいデザインです。
主力のF6Fでは出力は2000馬力で、重量は4200Kgでした。
一方、当時の工業力から、出力の大きなエンジンを持たない日本は、限られた条件の中で、性能(速力、旋回性、航続距離)を優先した結果、極力軽量で、主翼に肉抜きをした細い桁を多く設定し、また翼中に大きな燃料タンクを設けたデザインを採用しました。その結果、主翼の折り畳み部分は翼端のわずかな部分となりました。
ですから折畳時の母艦への積載性や、飛行機の防御力などは犠牲となったデザインでした。
ゼロ戦21型で 出力は940馬力、重量は1750kgでした。
少数精鋭で技量優秀なパイロットの望む軽快な操縦性(格闘性能)や作戦上の航続距離を重視したのでした。
零式艦上戦闘機21型(日)
折畳み自転車は(電動アシストは除き)基本的に「人力」で動くので、出力が一定と考えると、車重は軽い方が軽快な乗り心地になりますが、
特に日本人が「最軽量や軽快な乗り心地」を好むユーザーの多いのは、古くから伝わる、日本人独特の嗜好かもしれません。
他方「最小になる」や「最速」という「スペック」の訴求にも強い関心を示すようにも思います・・・
5LINKSでは、「基本的に転がして運ぶ」と言う所から「最軽量」を、また、「ママチャリを目指す」と言う所から「最速」を、さらに、縦にゴルフバッグ形状になると言う所から「最小になる」という条件は外していますのが、
・シンプルで軽く、軽快な乗り心地の自転車
にはしたかったのです。
色々と思考した結果、通常の自転車のホイールベース(前後車軸間距離)がほぼ1m、一般車のハンドル高が1mと言う事から、
ヘッドの部分に蝶番を設定し、両輪をまとめるアイデアとなりました。
折り畳み方
折畳蝶番のデザインは、紙上の案や、ボール紙やプラスチック、CADなどを使い順列組合せで30-40種類くらいの仕組みが出ましたが、現在のデザインにまとまるまで、数か月を要しました。
ヘッド蝶番の試作案
そして、特許の申請、構造試作車へとデザインは進みました。
構造試作車
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2016.05.01 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products)
「デザインコンセプト」6 折り畳み外形
日本はゴールデンウィークです。関東地方の南房総では、早くも田植えのシーズンです。「米作り」のNPO参加も8年目に入りました。水温む棚田の中に「田植え足袋」で入る感覚はとても気持ちが良いので癖になります。今年は5LINKSも参加です。田んぼの周囲を走るのは快適でしたが、作業中はずっと中腰で苗を植えたので、後日とっても足腰の痛いことになりました。
今回は、折畳み時の外形デザインの話です。
タイヤサイズは、決定しましたが、フレームの形状・折畳時の形状をどうするか?
大枠のデザインはすぐに決まりました。
実際に、電車に乗り込む場合、「ゴルフバック」や「トロリーバッグ:trolley bag」の形状になるものが一番便利であろうと言う事は、「旅行用バッグ」のデザイン進化の過程からも、容易に推察できました。
要は、「皆が電車に乗せる時に載せやすい物の形状が良いであろう」と言うほどの事です。
もちろん、開発前に何種類か試した「折り畳み自転車の扱いづらさ」、はほとんど、この点にありました。すなわち、「収納性」に重点を置いたものが多いので、小さくはなりましたが、公共交通機関に持ち込みづらかったのです。
自転車は10kg内外もある道具なので、折り畳み中の移動を考える場合、できれば、担ぐことなくトロリーバッグのように転がして移動したい。
その為には、別にキャスターを付けるか、車輪を「キャスター代わり」に使うか?
余分な付加物は、重量増加の要因なので、同じ部品で、2通り3通りに利用できるものは、なるべく共用して利用しよう。と言う発想が出てきました。
今から考えると「5LINKSデザインの特徴である2WAY発想」です。
そんなことで、通常走行に使用するタイヤ前後輪を、折畳移動時の「キャスター」として利用するために、折畳時に両輪を平行にまとめることを考えました。
ここで、折畳時の外形寸法の設定を行いました。
奥行:車輪径35-40cmで奥行は決定しました。
全高:畳んだときの高さは、90cmから最大でも105cm。
余り低すぎると、移動時に掴みづらい。
また、身長170cmの私が、電車の椅子に着座したときに、視界を妨げないサイズが105cmでした。
全幅:両輪を重ねた場合、片持ちハブなどを使用すれば両輪を重ねた部分の幅(両車軸幅の総和)は、20-25cm、通常の両持ちハブを使い両輪を重ねた場合の幅は軸長から約30-33cmとなります。
しかし、クランクとペダルは左右対称でフレーム中心より、それぞれ15cm(合計30cm)は飛びだすので、脱着ペダルを使用しなければ、片持ちハブの選択はあまり効果を持たない。
また、実際に、両足で自転車を挟んで保持する場合、問題となるのは両車輪(タイヤ)のフットプリント(占有面積:約20cm)だけが問題となるので、スペック上の全幅はさほど大きな問題ではない、と言う事で、前輪だけハブ幅の短い物(OLD68mm)を利用し、後輪は多段化などの汎用性を考え、OLDは135mmと設定しました。
下のようなイメージの外観です。
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街に本格的な「春」がやってきました。どちらを向いても住宅地の角々に植栽された「花々」が目を楽しませます。
しかし私の眼は、空き地や、アスファルトの隙間から伸びる雑草の花々に注目します。
種が風で飛んできて、誰が植えたわけでも無いようですが、そこに根付いた以上、はかない命であっても精一杯生きようとしている姿に「潔さ」「逞しさ」を感じます。
どういう訳か、その土地に適したような「小さく可憐」な花を咲かせます。その花になんとも言えない「愛らしさ」を覚えます。
当たり前の話ですが、人が見向きもしないような花でも、又、時には雑草としてむしりとられてしまうような花でも、ハナバチは忙しそうに蜜を吸い、受粉(世代交代)の手助けをしています。自然の仕組みは「適材適所」無駄が無く、寛容で、偉大ですね。
さて、前回、5LINKSのアウトラインコンセプトを表記しましたが、各論です。
@5LINKSはママチャリと同等以上の走行性能をめざす:車輪径のデザイン
この事は、小径の、折り畳み車では、結構難しいと考えます。
5LINKSは折畳んで、小さくして保持する自転車です。
電車などの公共機関に積載する場合は、乗っている他の人に迷惑がかからないよう、小型の形状にまとまらなくてはいけません。
ドラえもんの「タケコプター」や「ローラーシューズ」ではないですが、畳んでポケットに入るくらいの大きさだったら便利だなという「小型化への夢のデザイン」は好奇心にあふれる頭の片方には、常に存在します。
すると、必然的に、車輪はフルサイズの自転車よりも車輪の直径を小さく設定せざるを得ません。
A.ジャイロ効果
車輪を小さくすると、走行時の「直進安定性」が得にくくなります。
車輪は走行時、コマのような働きをします。「ジャイロ効果」などと言われます。回転すると鉛直方向に姿勢を保とうとする働きがあります。地球ゴマのようなものです。
自転車が面白い乗り心地の道具だと感じる一つの本質であり、運転になれると、そこそこのスピードで手放し運転が出来たりするのはこの効果のおかげです。
「ジャイロ効果」はコマが高速で回れば回るほど、もしくはコマの直径が大きいほど大きな効果が出ます。
自転車の乗り心地はその他にもいろいろなファクターに左右されますが、タイヤ直径は大きければ大きいほどふらつきが無く運転しやすい事になります。
一方、自転車の動力を伝えるのは人間で、主に「下肢」でペダルを漕ぐことになりますので、日本人の成人の平均身長が170cmで、現在の形状の自転車(ダイヤモンド型フレーム)形状であれば、よくある自転車のように、26-7インチ(66-70センチ)位の車輪径が合理的に、力を伝えることができる乗り心地の良いタイヤサイズとなります。
過去のチェーンと増速装置(ギヤ装置)が開発される前には、車輪の大きなオーディナリー型自転車等が作られました。チェーンや、増速ギヤの開発と共に歴史から消えていきますが、人類の歴史では、かなり大車輪径のものが作られていた時代があります。
B.路面状況と段差
もう一点、自転車が走行する路面には凸凹があります。
現在の日本では、ママチャリが走り回る路面状況は、ほとんどが舗装されています。
しかし、常用する路面には、「歩道の段差」というものが必ずと言っていいほどあります。
「歩道の段差を簡単に乗り越えられるか」
これも大きな問題です。
一般のママチャリが乗り越えられる「歩道の段差」でも、車輪径を小さくすると、難易度が増します。
「フロントリフト」(走行中、前輪を上げるテクニック)などを持っている人は、小径車等でも歩道の段差等はさしたる衝撃も無く乗り越えられますが、ママチャリドライバーであったら、極小径車(極端に車輪径の小さい自転車)は難しいかもしれない。
かような事情で、よく練り込まれたデザインとして、ママチャリの車輪径の設定がある以上、車輪径を小さくしていくデザインはリスクです。
もちろん、元々のコンセプトが「ママチャリ」を目指すのでないなら、その限りではありません。
「乗り心地の為になるべく大きな車輪径にしたい、しかし、収納性を考えると小さい車輪径の方が有利」
この範疇で、適正な大きさはどれか??を悩むわけです。
5LINKSはその点で一つの判断・決定をしました。
その要点とは、
「電車の中に、車体を引き入れた時に、ドア口の近くではなく、座席の方に引き込みたい」
「つり革を掴んだり、少し電車が空いているなら出来れば椅子に座ったりしたい」
と考えました。
その結果、
「折畳んだ時の形状を、ゴルフバッグや、キャリーカートのような形にしよう」
「両足で、車体を挟み込めばつり革を握れるのではないか?」
と言う所から、靴のサイズを基本に、車輪の直径を設定しました。
すなわち、日本人男性の脚のサイズは平均25-6cm、よって靴の外側の長さは約30cm。
前後に、少しはみ出たとして30-40cm位で良いのではないか?
・アジア人向けには35cm(14インチ)
・欧米人向けには40cm(16インチ)くらいが適当ではないか?
5LINKSが当初14インチ、輸出販売も視野に入れた5LINKS2では16インチ車輪径になったのは、こういった理由からです。
展示会などで、一般のお客様に、
「5LINKSは小径車だけど、日本でいうカテゴリーの最大直径である20インチ(451)は作らないのか?タイヤの選択肢が増したり、走行性能がもっと良くなるのでは?」
「極小径車ファンなので、8インチ位のものを作らないのか?形が面白いのでは?収納容積がもっと小さくなるのでは?」
等の、御意見をいただきます。
その都度、真摯に対応をしている次第ですが、かような質問は、現在の5LINKSの「設計のコンセプト」が変わるほどの問題なのです。
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@「熊本地震」に罹災された方に、深くお見舞い申し上げます@
新緑です。
山梨に出張した際に、里山を撮りました。甲府郊外の公園で休息中の5LINKSも八重桜の前でご満悦です。
さて、前回までの3回に続き、実際の5LINKSを開発時のデザイン条件設定を描いていきたいと思います。
5LINKS14/16では、
「日本の便利な軽快車・シティーサイクル(所謂ママチャリ)を、電車バスなどの公共交通機関に積載できるようになったら良いな」と言う所が発端となりました。
ママチャリは実に便利な乗り物です。
読者の中には、多くは「値段が安い」とか「街にあふれている」「地味」「趣味性が無い」などと言う事を理由に、「えー、ママチャリが5LINKSの原点なの??」という「自転車好きの輩」もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は「ママチャリ」と言われる「日本の実用自転車」を大変尊敬しているのです。
こんなに素晴らしい道具が「ママチャリ」などという、少し見下されたような名称で呼ばれているところに悲しみすら感じます。
日本の社会の中で育まれ、この価格で、長い歴史に裏付けされた改良による利便性と、安全を担保できる自転車は、世界中見回しても、あまり無いのではないでしょうか?
利点を挙げればきりがありません。
・価格がリーズナブル:1万円前後から5万円まで、多くの方が手軽に選択・入手できます。
・日本の土地にあった実用的な走行性能:実用時速は15-20kmでしょうか?
自宅から、もしくは職場から2-5km位の距離範囲を縦横無尽に走れます。
・乗り降りのし易いフレームデザイン:フレームが女性でも乗降に便利で、スカートでも乗車できます。
・実用的な積載性:前カゴや後荷台を工夫することにより、日常に必要な「荷物」や「子供」等の移動に活躍します。
・信頼のギヤ周り:日本のメーカーが長年の間に築き上げた、信頼性の高い駆動部を搭載し、長期間安全に使用できる。
・夜間ライトや、泥除け、チェーンカバーが取り付けられ、安心で服を汚さずに乗車できる。
等々です。
5LINKS開発では、小径や折り畳みの自転車では、この全ての条件は満たせないかもしれないけれども、なるべく日本の街の中で使いやすく、公共交通機関にも乗り降りがしやすいように、デザインを決めていきました。
すなわち、開発に当たり
走行に関し
・走行性能は「ママチャリ」並、もしくはトータルとしてそれを超える
・日本の道路事情(舗装路、歩道の段差など)を快適に走行できる
・搭乗者以外に積載が容易で10kg程度ものを積める
・ライト・泥除け等を付けられる
・街中で違和感のないデザイン(街に溶け込むデザイン)
公共交通機関積載に関し
・人前(街中)で素早く・目立たず「折畳・展開」ができる
・袋・カバー等の収納も簡便にでき、携行できる
・駅などで、担ぐことのないデザイン:できれば、車輪などで押し引きして移動できるデザイン
・押し引き状態で歩道の段差などでも安心して乗り越えられること
・最低限担がねばならない時の為に、なるべく軽い重量(10kg未満)
・車中で収まりの良い形態:接地面積が小さい事、車両への引き込みが楽なこと
・車中での保持が楽なこと:安定自立する、椅子に座れる
以上の条件を設定しました。
続く
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営業を口実に、皇居千鳥ヶ淵に旧タイプ5LINKS14で寄ってみました。
桜は既に散り始めていましたが、散った桜で、路がピンク色の絨毯になっていました。
もう都心のソメイヨシノは終わりですね。
前回、前々回に続き5LINKSの出生に係るお話。
大学を卒業し、社会人になると、自転車の活用はまた、趣味で遠ノリをするとか、通勤時に駅まで徒歩を補う道具となりました。
学生時代に総武快速線車内にロードレーサーを分解して搬入した経験をもとに、1993年に、「自転車のデザインコンペ」に応募しました。応募条件は「地球にやさしい近未来の自転車」と言う事でした。
私の応募作品のコンセプトは、「ロードレーサーの走行性を持ち、いざという時に「輪行」のように電車やバスに積載しやすい自転車」名付けて「FASTRAM」でした。
実態は、クロモリ製のロードバイクで、クランクをギヤ化して、チェーンを廃し、後ろ三角を省略したことで、両輪を外すとコンパクトにまとまるというものです。重量8kgでしたが、ホイールベースは85cmのショートホイールベースで、乗り心地は悪いと想像できました。
コンペでは「佳作」となり、5万円の副賞をいただきました。
30代になると、自分の中で一つの事件が起きました。そのころは住まいが杉並区になっていましたが、利用していた「JR荻窪駅」西側区民駐輪場が区民センター併設目的の建て替え工事をはじめ、数年間使用禁止になりました。
杉並区の対応処置としては、駅の東側の駐輪場を利用することを告知し、また駅前の50坪ほどの空き地に代替の仮設駐輪場を設置しました。
しかし、仮設自転車置き場は駐輪のキャパシティーが不足していた上に、東側の駐輪場は距離的に不便で、その結果、荻窪駅の南口は、違法駐輪(というジャンルになると思いますが)の自転車が、商店街や、駅脇の道路にあふれました。
当然商店街他の住民の苦情を入れ、区は、違法駐輪自転車をトラックで遠方の自転車集積場に移動し、引き取り者に罰金を科しました。
この時に私は、考察をしたのですが、自転車利用に関し、区行政や住民・利用者がもっとキチンと話し合いをすべきであり、自転車利用者側だけをバッシングしていたことに心を痛めました。
そこで、一つのアイデアとして、通勤用程度の走行性能の自転車を、通勤時の電車に積載することが容易にできれば、違法駐輪が減らせるのではないか?という事を考えました。
今ある「ジテツウ」(自転車で通勤)ではなく、「途中から自転車畳んで電車で通勤」というわけです。
この考えを発展させ、「(身一つをもとにした)徒歩」を中心とした「都市生活」から、「自転車利用」を中心とした新しい「都市生活」のライフスタイルが生まれるのではないか?と想像できました。
そんな想いから、当時販売されていた、折り畳みの自転車、主に小径の物をいろいろ探してみたのですが、私のような目的で利用できそうなものがなかなかありませんでしたので、それでは、自分で作ってみようと考えたわけです。
このことが、5LINKS14・16誕生のベースとなりました。
3回にわたり、自分の自転車とのかかわりを書いてきましたが、幼少の時はおもちゃとして100mの範囲で遊んでいた自転車ライフも、10代までに実用の為に10kmくらいになり、20-30代で、自転車だけの行動範囲は遊びとして半径50kmにもなりましたが、現在はまた生活の道具として、自宅から駅までの2-5kmくらいです。
私のこれまでの人生では、自転車は靴と同様に必要不可欠な道具となっています。
さらに現在では、自家用車や、バス、電車などの公共交通機関との共用がはかれる乗り物として、自分の中に発展性の有る乗り物として存在しているのです。
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ソメイヨシノが満開になりました。「梅の花が好き」と以前に書きましたが、桜も咲いてみるとなかなか魅力的です。しかし、有名な花見どころには人が多いのが難点ですね。
5LINKSをもちだして、郊外の河原へ花見に出かけました。
さて、前回に続き5LINKS自転車に関係するお話。
私の高校生時代は、「自転車青年」ではなく、スキーやオートバイなど、違った乗り物にも興味をそそらた時代でした。大学で、オートバイ中型免許と普通乗用車免許を取ると、駅まで通学自転車の生活スタイルも無くなりました。しかし、趣味であったスキーの師匠が、たまたま夏場のトレーニングに「ロードレーサー」を利用していたと言うことから、再び、私の「自転車」ライフスタイルが始まります。
すなわち、師匠に勧められ、アルバイトをしてためたお金でクロモリのロードレーサーを購入し、トレーニング用・遊び用として使い始めたのでした。
車体は販売店のアドバイスで、既製の完成車ではなく、タンゲ・チャンピオンを使ったクロモリフレームに、シマノのクランクとカンパニョーロの入門用変速機5×2が着いた、チューブラータイヤ付き、重量11kgのセミオーダー自転車でした。
今から考えると多少変なコンポーネントの組み合わせだったようにも感じます。
このころはトレーニングとして、「乗る」と言う事だけに必要な物であったので、メーカーであるとか、スペックというものは全然気にしませんでした。
単に、自分が「ブロンズ色」と指定した色の自転車が手に入り、気に入って乗っていました。
春から秋にかけ、クラブ活動(水泳部)の暇なとき、自宅(当時は大田区)から千葉県稲毛市の大学まで約50kmを、朝5時に出発し、2時間半程度(途中 谷津干潟の所でいつも休憩していました)で通学し、学生食堂で朝食を食べてから授業に出席というような生活でした。
当時はまだ、湾岸自動車道が千葉県の千鳥町までしかなく、幕張海岸なども開発が始まったばかりで、側道の国道は、ダンプカーなどが行きかい、路面には沢山小砂利が落ちていて、路面状況はあまり良くありませんでした。しばしば途中でパンクをしました。
帰りは、授業が終わり、クラブ活動のない時に、やはり2時間半くらいをかけ、幕張・船橋・浦安・築地・芝を経由して、自宅まで帰っていました。
しかし、夕方の国道や町は、車道を走る自転車にあまり優しくはありませんでした。
クラブ活動が忙しくなると、長い期間、部室に置き去りにされている我が愛車を、所謂「輪行」のように前後輪を外し、「袋」にいれて、総武快速で帰宅したことがままありました。
「早朝に気持ち良く乗ろう」そんな気持ちが大きかったと思います。
この経験が「電車に乗せる」に適した自転車を作りたいと思うきっかけになりました。
この時期の私の自転車での行動範囲は半径約50km程になっていました。
続く
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ついにサクラの季節になりました。
都内の「ソメイヨシノ」はまだ5分程度の開花ですが、種類によっては満開になっています。
今週・来週くらいが見ごろでしょうか。
やはり、淡いピンク色が綺麗です。
郊外の公園では、小高い小山の東屋の側にサクラが植えられており、「置くべきところにうまく配置されているな」と感じます。
5LINKSは折畳み自転車です。販売されて6年を経ますが、折畳み自転車としては、そのサイズ・デザインに対しては、「いいね」と言う方の他に、色々な評価を下されます。
そこで、これから、5LINKSがどのようなデザインコンセプトで作られてきたかを、数回にわたり、綴っていきたいと思います。
自転車は便利な移動手段です。
私は幼少のころから、節目節目に引っ越しをしたこともあり、子供時代の思い出が背景の景色と共に、意外と経時的にはっきりと記憶に残っています。
生後3歳までの保育園生活は世田谷区で過ごし、4歳から6歳までは中野区の幼稚園に通いました。保育園の時期はアパート暮らしでした。当時は昭和、家の周りには大勢の遊んでいる子供がおり、他の子が持っている三輪車に乗せてもらっていたと記憶しています。
4歳近くになると、祖母の家に引っ越しました。
当時はキックバイクなどという、しゃれたペダルなしの自転車はありませんでした。幼稚園の屋上校庭に3輪車と足こぎ3輪車(ペダルカーと言ったようです)が遊具として置かれていました。それを、交代交代で(時には取り合いで)使い遊んでいました。
当時の移動範囲は、せいぜい半径100m位でしょうか?
<ペダルカー>
幼稚園時代は、三輪車や姉(従兄弟?)から譲り受けた(その自転車も他家からの譲りものと思いますが)補助付きの、14インチ程度の自転車に乗っていたと思います。
幼稚園の友人と連れだって、0.5km位の距離にある公園や、遊び場まで頻繁に利用していました。
年長組になると祖父がプレゼントとして、20インチ位と記憶しているのですが、確かブリジストンの子供車で、フレームが青地に万国旗が印刷してある補助輪付き自転車を購入してくれました。その数年前に開催されていた東京オリンピックが万国旗デザインの「ルーツ」かもしれないですね。
はじめて「新品の自転車」を手に入れたこと、色が青であったことが感激で、嬉しさだけで家の周囲を乗り回していたことを記憶しています。悪ガキ友人と共に、行動範囲は広がり、補助輪も徐々に外れ、電車の駅で2駅ほどまでの大きい公園や縁日のお祭りに遠征した記憶があります。半径距離にして1.5-2Km位でしょうか?
小学校に上がると、武蔵野の面影のある小金井市に転居しました。
少学校低学年まではプレゼントされた自転車に乗っていたと思いますが、自宅は郊外に変わり、子供の一人遊びが安全だった時代なのですね、一人で3-4駅先の三鷹や吉祥寺の玩具店や、小川べり、小金井公園の自転車サイクリングロードまで距離を伸ばしていました。現在地図で確認すると、半径およそ7-8kmになっています。
今、親になった立場から考えるとぞっとしますが、お店に入ると子供たちが多く、不安を抱いたという記憶がありません。
小学校中学年では、当時流行のフラッシャー付きのサイクリング車を買ってもらいました。
両足が付かないのに、背伸びしてサドルを上げて乗っていた記憶があります。
<フラッシャー自転車>
自転車では、自宅から多摩湖までサイクリングロードを使って往復30kmという遊びが記憶に残っています。
中学生になるとクラブ活動に没頭し、自転車の使用用途は、通学時に自宅から最寄駅までの1.5kmを毎日使う程度と言う事になりますが、人の成長期において、行動半径を大きく伸ばす道具として、「自転車」という乗り物は活用され、その使い方や生活が、体に刷り込まれていったように思います。
子供時代から私にとって自転車は、遊びと共に未知の世界の扉を開けてくれた、便利な道具だったわけです。大なり小なり私達の世代の日本人は、自転車に、このような生活を重ねる人が多いのではないでしょうか。 続く
(お詫び、年度末ゆえ、作文中断しアップロードが遅れました。週一回入稿を目標にしておりますので、3月29日分として、アップいたします)
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2016.03.22 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products)
握りのデザイン
近くのアパートの敷地に、水仙が咲いています。気温は17度。背景にある桃色の花は、残念ながら「桜」ではなく、「あんず」です。
都内もだんだん華やかになってきました。「ゆきやなぎ」も咲き乱れています。
あと1-2週間で、「ソメイヨシノ(桜)」のシーズンです。
5LINKSは初代が7年前に世に出ました。この時は、そのコンセプトである「折り畳み方」を「形」に表現するために、なるべくシンプルなフレームの構成になりました。以下は、初期プロトタイプと最終プロトタイプの3D画です。
実際には、前々回のブログで書いたように、メインチューブに「反り」のある楕円パイプを使った構成となりました。
5LINKSはそのパイプを選択するときに、「快適な握り」を要素の一つとしました。
すなわち、折畳むときには、フレームを「握る」(つかむ)ことが必要になりますが、その「握り(つかみ)心地」が良いように、その太さ、断面の形を考慮しました。
メインパイプの断面形状が完全な楕円ではなく、玉子のような形をした管を選択しました。
なんとも「よろしい握り心地」を味わえたのです。
工業では、あらかじめ「握るもの」を作るにあたって、作り手やデザイナーはいろいろな配慮をします。
5LINKSの考え方は、「エルゴノミクス形状」と言われるような、そのにぎり心地を視覚的に強調して表現する方法ではありませんが、
自転車のグリップハンドル
しいて言えば、洋式包丁やナイフのグリップではなく、和包丁の柄のように、目立つ形ではないが、「握るとしっくりくる」と言うような形を目指しました。
洋式包丁
ナイフ
和包丁
この考えは、5LINKS2のトップチューブ断面でも、踏襲されています。
断面形状は、逆三角形のような形ですが、
実際に握って(つかんで)いただくとわかりますが、どなたにも「しっくりくる」と感じると思います。
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2016.03.14 / BLOG デザインと開発(Design & develop of products)
配色(「さし色」)について
初回に引き続き、5LINKSのデザインコンセプトの話です。
先週末も、東京の郊外に出かけました。
天気はあいにくの曇り。気温は14度。それでも川の堤防には「菜の花」が咲き始めました。
牧草地の脇にピンク色の「緋寒桜」が咲いていました。
背景の、深い緑に対して、きれいな「さし色」になっています。
日本では古くからファッションなどで、「さし色」のコーディネートを楽しみます。
ベーシックな色に対し、限られたポイント(5%-10%位)に、華やかな色使いをして、メリハリを楽しんだり、自分の内に秘めた美意識を控えめに表現をしたりします。
また、それに対して「粋」という感覚を覚えます。
「さし色」は一般に「アクセント カラー」として使われていますが、欧米の言葉でいう所謂「アクセント カラー」とは異なると思います。すなわち、基になる色は、日常的でベーシックな、むしろ控えめな色を使うと考えます。
以下のように、欧米の自動車の色使いで、「アクセントカラー」として目立つ色を部分的に使っている例がありますが、これは、ベースの色も華やかな場合が多いと思います。
また、アクセントとしての分量も多い場合があります。
これらは、日本人が使う「さし色」とは区別するべきと考えます。
昔の日本人は、「日常」に使用する道具や着物に対しては、実用に耐え、質素で、他の人に対して、とりわけて目立つ色ではない「地味」な色を多用していましたが、「晴れ」という特別な日にも、その色調に、「さし色」を使って、自己の「粋」や「気持ち」を控えめに主張しようとした結果生まれてきたコーディーネート・美意識と考えます。
そのような、ベースカラーや、さし色になるビビットな色使いにも、日本の自然の色彩が、大きく影響を及ぼしているのではないか?と考えます。
5LINKSでは、全てのカラーリングではありませんが、その配色に「さし色」の考え方を用いています。
すなわち、街の中を走っているときは、その街に溶け込むような、また、特に人目を引くようでない色を、基本としています。ロゴマークと車体の腹の面に、「さし色」として、目立つ色を使っています。
その一方、自宅で、自転車を折りたたむと、腹の面の「派手」な色が、よく見えるようになっています。
すなわち、車体のオーナーだけが、「さし色」をじっくりと味わう時間を持てるのです。
もちろん、「5LINKS」のロゴデザインも、自転車を折りたたんで、立てた時に、読みやすいように工夫がしてあります。
「自転車を、積極的に折りたたんで使おう」という気持を表現しています。